AK4493搭載のTopping E30を購入した

AK4493搭載のTopping E30を購入した 住宅設備
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単体のDACの性能が知りたくてTopping D30を購入しました。
評判が良くて売れている割にはネットで日本語のレビューを見かけないので心配でしたが杞憂でした。

Topping D30と付属品

日本メーカーと違ってリモコンの電池が付いていないので別途購入が必要です。

E30はUSBから電源を取るのでPCに接続する場合は不要ですが、スマホの充電に使うUSBアダプタが必要です。
Topping E30の付属品

本体は金属製でとても小さいです。
隅に小さいハイレゾシールが貼ってあります。

E30のAK4493の音質レビュー

まず現在の環境ですが、スマホLG V20PROからミニジャック to RCAでアンプのFX-502J-Sに繋いでいます。
これを、LG V20PROからUSBでTopping E30、RCAでFX-502J-Sに繋ぎます。

音楽再生の時はV20PROがDACとプリアンプを兼ねていましたが、E30で置き換えてE30はDACモードではなくプリアンプモードで使用します。
V20PROもDACはESS9016なので音は悪くないですが、これがAK4493になると、どう変わるかが楽しみです。

図で表すとこうなります。
・変更前
[V20 PRO]-ミニジャック to RCA-[FX-502J-S]
・変更後
[V20 PRO]-USB-[E30]-RCA-[FX-502J-S]
E30でハイレゾ再生
Amazon Music HDのハイレゾ音源を聞いてみると、違いはすぐに分かりました。
語彙力の問題で表現が難しいですが、ESSの音がエッジが立っている冷たい感じの音から、音ははっきりしているのに温かみがある音になります。

音の広さっていうのか、前後に音の奥行きが出ます。ESSは平面で前面に出てくるイメージですが、E30はそこに後ろ方向の音の厚みが加わる感じです。横方向も大体1.2倍ぐらいに広がった感じがします。

V20PROとE30の音質の違いは聞けば100人中、100人が分かるぐらいのはっきりした変化があります。
比べれば圧倒的な音質差がありますが、2300円で買ったV20PROも意外と良い音がしていたのが分かります。家で軽く流して音楽を聴くぐらいなら十分な性能があります。

リモコン

E30をプリアンプモードで使用する場合にリモコンで音量調整が出来ます。本来はアンプ側にリモコンがあるのが良いのですが、安い中華アンプには付いていないので便利です。これはマジで便利です。

欠点はリモコンの認識範囲が狭く、まっすぐにリモコンをE30に向けないと反応しません。

PCMデジタルフィルター

以下の6種類のフィルターで音質を変えることが出来ます。
リモコンの[FIR]ボタンを押すと瞬時に切り替わりますが、すごく集中して聞かないと私には違いが分かりませんでした。とりあえず好みっぽい3のフィルターを使っています。
PCMデジタルフィルター
1.Sharp roll off filter
2.Slow roll off filter
3.Short delay sharp roll off filter
4.Short delay slow roll off filter
5.Super slow roll off filte
6.Low dispersion delay filter

自動スタンバイモード

この機能は欲しかったので付いていて嬉しかったのですが、私の使い方では機能しませんでした。
PCに繋いだ状態でPCの電源を切ると、E30につながっているUSBの電源が切れることによって作動しているようで、単にUSBの入力信号が無い状態ではスタンバイモードにはなりません。
スタンバイモードだと消費電力が5Wから3.5Wぐらいになります。たいした変化ではないですね。

その他

本体は触って結構暖かく感じるので発熱は大きめです。
メーカーの広告でL30とスタックしている写真をよく見るので、問題ないですが気にはなります。

メイン電源とプリアンプモード、DACモードの切り替えを本体のタッチパネル行いますが、手ごたえが無いので操作しにくいです。ここは頻繁に変えることは無いので問題は無いです。

まとめ

クアッドDACとはいえ、スマホのDACでは相手にならないぐらい音質は大幅に良くなります。
海外のネットでも高評価だったのはよくわかります。音楽を良い音で聞こうと思っている場合は、下手に中途半端な製品よりもこのクラスを最初から購入する方が遠回りしなくていいです。

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