サーキット用にブレーキ導風板を取り付け

ランサーエボリューション１０にはきれいな真っ赤なブレンボキャリバーが付いていますが、サーキットでブレーキが高温に状態が続くとだんだん茶色く変色してくるそうです。
少しでも変色を食い止めたかったのとサーキットでブレーキがフェードして事故を起こすのが怖かったのでブレーキ導風板を入れることにしました。

まず市販しているブレーキ導風板にどんなものがあるかを調べました。

BOZZ SPEEDブレーキクーリングパネル

BOZZ SPEEDさんのブレーキクーリングパネル

引用元　BOZZ SPEED

大型の導風板を装着し、積極的にブレーキへ風を当てることにより、スポーツ走行時のブレーキの負担を大幅に減らし、熱ダレを防ぎます。当社デモカーによる筑波サーキット・コース2000での周回走行テストの際には、装着前は1ヒートごとにエア抜きが必要だったものが、装着後は3ヒートをフルに走行してもエアをかまず、ついには40周以上もの周回を重ねましたが最後までエアをかむ事はありませんでした。装着はボルトオンですので、お手軽に効果を体感する事が出来ます。

カーステーションマルシェブレーキ冷却デフレクターキット

カーステーションマルシェさんのブレーキ冷却デフレクターキット

引用元カーステーションマルシェ

１．ノーマルでも装備されているアンダートレイのデフレクターにシンプルな構造の３Ｄエクステンションを追加。気流には強く、路面との干渉には柔軟なＥＶＡ樹脂。フロア下に張らむエアを効率的にホイールハウスに導きます。
２．ロアアームにマウントされた３Ｄデフレクターは上下角度アジャスタブル。ディスクローター／キャリパーを強力な風圧に曝します。エクステンションの背面はフロア下のエンジンルームアウトレットに有効な負圧域を形成。ホットエアの引き抜き効果を高めます。
３．デフレクターマウントを保持するスタビライザーマウントは３ホール+無段階クイック調整。リンケージを外さずに短時間のトリムまで可能です。
※純正アンダーカバーでないＣＴ９はＣＰ９用をご選択ください。

KBC ブレーキエアーガイド

KBCさんのブレーキエアーガイド

引用元　KBC

今までに無いKBCだけのブレーキ冷却パーツ直線でもコーナリング中でもブレーキローター、キャリパーにエアーがあたるのでブレーキ温度を下げます。三種類に分かれます。

三菱純正ブレーキ冷却導風板

三菱のディーラーオプションです。

フロントのブレーキディスクに風を誘導して冷却効果を約10%向上させ、より安定した制動力を確保します。

引用元三菱自動車

REXPEED Carbon Fiber Brake Cooling Guides

REXPEEDさんのブレーキ導風板、三菱純正と同じ形ですがカーボンでできています。三菱の物は導風板の下のほうに切れ目が入っていてぶつけるとそこから折れるようになっていますがこの製品はどうなるのでしょう？

引用元 REXPEED

カーステーションマルシェブレーキ冷却デフレクターキットを購入

BOZZ SPEEDさんとKBCさんもすごく迷いました。そのなかで見た目と『コーナーでも効く』というので一番ほしかったKBCさんはずっと品切れだったのであきらめました。そしてBOZZ SPEEDさんよりもマルシェさんの導風板のほうが大きく見えたので最終的にマルシェさんのを選びました。

取り付け作業

ネットで調べると取り付け後の調整がかなり面倒らしいとわかったので取り付けをお願いすることにしました。
ショップに持ち込んで取り付けてもらいましたがこの作業だけで2.5時間かかりました。時間がかかった理由はやはり、そのままつけると最低地上高が９cm以下になってしまうので導風板の下のほうを切る必要があるということと、左右にハンドルを全開に切った時に干渉しないように位置調整と導風板のカットが必要とのことで細かい調整に時間がかかっていました。

最終的にこんな形で導風板の下の部分をざっくりと切って着けました。ここまで切ると効果が半減している気がしますが本当に取り付け方法はあっているのでしょうか？