自宅の永大産業の引き戸の動きが悪くなり、自動で閉まり切らなくなってしまいました。
最初は部品交換を考えていましたが、簡単な掃除で直って無駄な出費が抑えられたので備忘録として残しておきます。
動きの悪くなった引き戸の戸車の掃除方法
まずは必要な道具を揃えます。
・プラスドライバー
・パイプフィニッシュ
・プラスチックのコップ
・持ち上げた引き戸を置く台(今回はペットボトルを使用)
購入するのはパイプフィニッシュぐらいで、あとは家にありそうです。
道具が揃ったら、まずは引き戸をレールからはずします。
これは障子と一緒で、上に持ち上げながら手前に引っ張ることで外せます。
レールから外した後は戸車の交換のために、扉を地面から持ち上げた状態にします。
自宅に手ごろなものが無かったのでコーヒーのペットボトルを使いました。今考えると重さで破裂したら大惨事です。
戸車は扉にネジで固定されているだけです。
一番上のネジを外せば、戸車が外れますが、長年の使用できっちりはまって外れないと思います。私は最初手で外そうとしましたがびくともしませんでした。その際はこのように外したネジのところにドライバーを差し込んで上から叩いてあげれば簡単に外れます。
ハイこんな感じで、ぽろっと外れます。
外れた戸車を見ると車軸の部分に髪の毛が巻き付いて全く回らない状態になっていました。
これをパイプフィニッシュに漬けて溶かして取り除けば、元通りに直るというわけです。
さっそく、用意したのはキャンプで使うプラスチックのコップです。
こちらに戸車が漬かるぐらいパイプフィニッシュを注ぎ、戸車を漬け込みます。
よく見ると車輪の両側の軸の部分から泡が発生しているのが分かります。
戸車のパイプフィニッシュ漬けですが最低でも30分、可能であれば1時間ぐらい漬けると良いです。私は30分ぐらいにしたので軸の部分にゴミが残りました。
残ったごみはつまようじを使ってかき出しています。かき出すのも髪の毛とかは溶けて柔らかくなっているので簡単にできます。かき出すのが面倒な場合は溶けきるまで漬け込んでおくのが楽でいいと思います。
使った後のパイプフィニッシュはお風呂の排水口に流して、むだ無く再利用をしています。
掃除後の戸車がこちらです。
新品同様になり車輪もめっちゃスムーズに回ります。
掃除前の写真を撮り忘れましたが、パイプフィニッシュ漬けにする前はこの車輪と車軸の隙間部分がゴミでいっぱいになってました。
まとめ
このサイズの引き戸であれば一人で作業出来ました。簡単な作業なのでDIYに自信が無い人でも問題なく出来ると思います。作業にかかった時間は2時間ほどで、そのうち1時間は戸車をパイプフィニッシュに漬けこんでいる時間です。
1人で作業は出来ますが、2人いると引き戸を外して台に乗せるのが簡単に出来るので家人がいれば手伝ってもらいましょう。
簡単な作業で修理できるので試してみてください。
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