愛用しているNFJのFX-AUDIO FX502J-Sのオペアンプを標準のNE5532からLME49720と同じと言われているLM4562に変更しました。
LM4562とOPA627AUどちらにするか?
LM4562は500円、OPA627AUは3000円!!で全く値段が違います。
世間的な評価はOPA627AUは絶対正義で、買っておけばまず間違いなく満足できると思います。
しかしFX502J-Sだと2個必要なので6000円です。アンプが買えてしまうほどの高級品です。
LM4562は安いけど値段以上の良い音として高い評価を得ています。
悩んだ末、まずは初めてのオペアンプ交換なので、値段重視でLM4562にしました。
オペアンプの交換方法
届いたオペアンプですが、思ったより小さいです。
事前情報でオペアンプの足は曲がりやすいと聞いていたので、オペアンプを外すための工具も合わせて購入しました。
まずはアンプのネジを六角レンチで外していきます。
前と後ろの上側のネジを外すだけで、アンプのカバーが外れます。
ここの外せそうな2つのICがオペアンプです。
メーカーページではNE5532と書かれていますが、正確にはNE5532Pですね。調べてみましたが違いは分かりませんでした。
この2つのNE5532を工具で外してLM4562に差し替えるだけの簡単なお仕事のはずでしたが、意外と苦戦しました。
まず、基盤に刺さっているNE5532を外すのは簡単でした、その際に横の回路が作業の邪魔になりますが、まあ大丈夫です。
新しいLM4562の方が大変でした。新品のオペアンプの足がハの字になっているので、足を少し内側に曲げないと刺さりません。
当然、足を曲げる道具など持っていないので、オペアンプを横にして机に置いて定規と机で挟んで慎重に曲げました。
形が出てしまえば刺すだけなので、無事交換完了です。
初めての作業でしたが、難易度は低いです。オペアンプを外す工具さえあれば、まず失敗しないです。かかった時間は30分ぐらいです。
LM4562でさらにクリアな音に
さっそくハイレゾの音源を聞いてみましたが、すぐに違いが分かります。
ブラシーボでは無いです。
FX-AUDIO FX-502J-Sの購入時のレビューにも書いていますが特に変わったのが高音域で「高音域は結構鋭い音になりますので、私は好きですが、好みが分かれるかも知れないです。」と書いていた部分、鋭いから程よい鋭さに変わって、キレがありつつ聞きやすい音になります。
一度LM4562の音をを聞いてしまったら、NE5532は無いですね。戻せません。
NFJも最初からLM4562で出荷すれば良いのにと思うぐらい、断然いい音です。
この価格でこの音が鳴るとしたら、OPA627AUはどうなってしまうのでしょう。
今後の楽しみとして取っておこう。
コメント
ICの足は意外ともろいものですし触りたくない部分でもあります。
真っ直ぐ揃えるのに、サンハヤト社の「ピンそろった」という製品をよく使います。
自作される方もいるので私も何時かは作りたいと思っていますがこのプラスチック製品で用が済んでしまい、なかなか決断出来ない自分が情けない状況です。