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オペアンプMUSES8920とMUSES8820とLM4562を聞き比べてみた

time 2021/08/08

オペアンプMUSES8920とMUSES8820とLM4562を聞き比べてみた

FX502J-Sのオペアンプを純正のNE5532からLM4562に変えて満足していましたが、オペアンプのMUSESシリーズはDACに使われる旭化成のAKシリーズの様に国産の半導体が戦えている分野です。どのような音なのか試してみたくなりシリーズの中でも廉価版のMUSES8920とMUSES8820を購入して音質の比較をしてみました。

MUSES01やMUSES02ではない理由

MUSES01やMUSES02は1つの石の値段が高い上に、アンプのFX502J-Sは左右出力用にオペアンプが2個必要になるので、両方買って聞き比べをするには予算的に厳しいです。

そのため、まず安い方のMUSESを買って自分と合う音の傾向を確認し、その高級版MUSESを買うというステップを考えています。

一般的に言われている音の傾向の組み合わせは以下の様になります。
普及品 -> 高級品
MUSES8920 -> MUSES01
MUSES8820 -> MUSES02


こちらが比較用に今回購入したオペアンプです。
MUSES8920、MUSES8820、jRC4558DD
MUSES8920とMUSES8820の他にJRC4558DDが含まれていますが、古いオペアンプなので今回は使用しません。

オペアンプの抜き差しを何度かするので、保護のために丸ピンICソケットも購入しました。

MUSES8920とLM4562の比較

基本的に今使っているLM4562の評価点を1.00とします。高音域、中音域、低音域、解像度、横方向の広がりについて、感じた音の差を数値化して表します。
なので主観的な測定値になります。ちなみにLM4562の音は非常に気に入っています。

まずはMUSES8920です。
MUSES8920に交換
高音域ではLM4562よりも少し抑えられている感じがします。中音域は変わらず、低音域は大きく出ます。音の解像度は変わらず、シャープな感じではなくなったけど音の分離感は変わらない感じですで、音の広がりは広くなっています。


■MUSES8920
高音域 0.95
中音域 1.00
低音域 1.15
解像度 1.00
横方向 1.15

MUSES8820とLM4562の比較

続いてはMUSES8820です。価格はMUSES8920に比べて少しだけ安いです。
MUSES8920に交換
聞いた瞬間に分かるぐらい高音域が削られています。上の方が詰まった感じになり、明らかに音が出ません。
中音域は逆に前に出てくる感じで強く出ます。低音域は少しだけ大きく出ます。解像度は変わらないですね。とにかく上の音が出ないのが厳しいです。音の広がりはMUSES8920と同じぐらいです。

なんでしょう、すごく上から押さえつけられた音になります。


■MUSES8820
高音域 0.75
中音域 1.10
低音域 1.05
解像度 1.00
横方向 1.10

MUSES8920とMUSES8820とLM4562の比較結果

LM4562を1として比較した点数を表にするとこの様になります。

評価軸LM4562MUSES8920MUSES8820
高音域1.000.950.75
中音域1.001.001.10
低音域1.001.151.05
解像度1.001.001.00
横方向1.001.151.10

自分の好みに合っていたのはMUSES8920です。
低音はもう少し少なく、高音域があと少し欲しいのですが、比較すると音の広がりよくLM4562よりも気持ちよく聞くことが出来ます。
ただこの気持ちよさは少し色付けされたMUSES8920の音によるものなので、ストレートな音という意味ではLM4562の方が素直な音に感じました。

比較した中で一番高いオペアンプが結局良い音でした。みたいな良くある結論で嫌なのですが、そのような結果になりました。

全体的な感想ですが、聞き比べをして改めてLM4562はかなりバランスの良いオペアンプだと分かりました。これで十分満足できる音が出てるので細かいこだわりが無ければゴールで良いと思います。

意外だったのがMUSES8820の音で、非常に分かりやすく高音域が伸びない、抜けない音作りになっています。

今使っているのがLM4562で音の方向性を気に入っており音楽的な色が欲しい方にはMUSES8920がお勧めです。

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