自宅の玄関内のダウンライトを交換する際にODELICからパナソニックの美ルックLEDユニットEに変更したのでこの製品についてまとめてみます。
LEDユニットEのメリットは無い
のっけから書いてしまいましたが、メリットはありません。
パナソニックが言っているメリットは、工具なしでLEDユニットの交換が可能、明るさ・光色・配光違いのユニットが搭載可能です。
確かに、通常のダウンライトの交換には電気工事が必要になりますので配光や光色を電球色から温白色に変えようと思ったら一箇所6000円ぐらいの料金がかかります。
しかし、よく考えてみると家の明かりを電球色から温白色に変えるようなことはまずしません。ほとんどの人が今まで住んできた中で、明かりの種類を変えたことが無いはずです。
一見納得してしまいそうな理由ですが、これを理由に購入する意味はありません。
では、LEDランプが暗くなってきたときに自分で交換できること、これがメリットになるかといえばなりません。
パナソニックのLEDの光源寿命は40000時間です。1日8時間点灯させたとして、5000日です。13年もあります。
そこまで持たないとして、10年だとしても10年後にLEDユニットEが売っていいると思いますか?まず間違いなく売っていません。売っていたとしても別のものだったり、もっと安くて高性能な製品が出ているはずなので、その時点で古い規格のLEDユニットEは選ばないはずです。
そして、取替え式ならではの問題点です。この製品をキッチンの上にもつけようと思いましたが、通常のLEDダウンライトの様に作りが一体成型ではないのでLEDユニットEと本体の間に間が空いています。
そこにキッチンのから出る蒸気と脂分などが入り込んで汚くなるのが簡単に想定できます。
まとめ
LEDユニットEとしてのメリットは無いですが色の再現性が高い事、高演色Ra95には価値があります。
美ルックを導入する際は交換式などという言葉に惑わされずに、あくまで高演色Ra95だけが価値だと考えるべきです。
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