フロントスピーカーをAlpine DDL-R160Sに変更

ランエボ10

今年の初めにランサーエボリューション10のフロントスピーカーをKFC-SS160に交換しましたが、サブウーハーをSWE-2200、リアスピーカーをDDL-R160Cと立て続けにAlpine製に変えてしまったためフロントスピーカーもAlpine製に合わせたくなったので再度交換することにしました。

Alpine DDL-R160S

毎度のことですが中古でかなり安く手に入れることが出来ました。
KENWOODに比べると全体的に見た目の高級感があります。ウーハーのコーン中央が金色のつや消しの色をしていて渋いです。いかにもいい音がしそう。
Alpine DDL-R160S

そしてこちらがツイーター、明らかにKENWOODの物よりも高級そうに見えます。
ちょっと扱いにくいのがツイーターから中央の部分が飛び出していてグリルも付いてないので手で触れてしまいます。
これを落とした日には速攻で壊れることでしょう。。
サイズが大きいツイーター

付属のパッシブネットワークです。
見た感じDDL-R160Cと同じように見えます。一度すべての入力をウーハーに入れてからツイーター用に高音部分を分離するタイプです。
ドアの内張りに付けるので調整機能は使いません。
付属のパッシブネットワーク

付属のツイーターのサイズが大きい

何となくは気が付いていましたが、ツイーターがかなり大きいです。
左がKENWOODのKFC-SS160の純正位置に納まるツイーターで、右がDDL-R160Sのツイーターです。
パイオニアやKENWOODはツイーターが純正位置に収まるようにと考えてくれますが、Alpineは音質最優先なのでそういった妥協はありません。もちろん売れている車向けにはブラケットの設定がありますが、当然ランサーエボリューション10にはありません。
左がKENWOODのKFC-SS160の純正位置に納まるツイーターで、右がDDL-R160Sのツイーター
みんカラでは純正のツイーター位置に取り付けしている人がいたので簡単に出来るだろうと思っていたんですが、面倒なことになりました。
一時間ほど純正のツイーター固定用のブラケットと格闘してみましたがあきらめました。

ツイーターカバーを持ってホームセンターで金具を物色します。
現物を手にとりながらシュミレーションをして選んだのが八幡ネジのアルミ製のL型金具(JAN:4979874066206 : 品名:アルミステー25 : サイズ:AL6 50X25)です。これを使ってツイーターを固定します。JAN:4979874066206 : 品名:アルミステー25 : サイズ:AL6 50X25

この製品は他の鉄製のものに比べてとにかく軽いので両面テープで重いツイーターを付けるのにはちょうどよいです。
L字のステーはとても軽い

アルパインのツイーターは後ろに空気が抜ける穴があるので本来なら塞がないほうがいいのですが、一部は両面テープで塞がってしまいます。
空気穴を一部ふさいでしまった

金具とツイーターを接着するのに使ったのは100円ショップで買った、モリトクの超強力アクリルフォーム両面テープです。
2cmのテープでABS樹脂どうしなら430g、ステンレスどうしなら720gとかなりの重量に耐えることが出来ます。綺麗にはがせるのもポイントが高いです。
実際位置決めで少しくっついてしまうとはがすのに難儀します。
モリトクの超強力アクリルフォーム両面テープ

ツイーターとステーを車のツイーターカバーに貼り付けます。音が出る方向もバッチリ合っています。
ツイーターとステーを車のツイーターカバーに貼り付け

さらに音漏れ防止のために周りにウレタンのスポンジをつめます。
こちらの製品も八幡ネジのウレタンフォームです。本当はもっと密度があるウレタンのほうがいいとは思いますが、柔らかくて詰めやすい物を選びました。
八幡ネジのウレタンフォーム
ツイーター部分の出来上がりはこんな感じになります。スポンジのつめ方が雑ですが、どうせ見えないので気にしません。
音漏れ防止のために周りにウレタンのスポンジをつめます

ツイーターが出来てしまえばあとはいつもの取り付けなので簡単です。
ネットワークの設定はノーマルのままで、いつものように他のケーブルに合わせてタイラップで固定します。
ネットワークをタイラップで固定

DDL-R160Sの感想

KENWOODのKFC-160Sは低音から高音までフラットに出るような特性でしたが、DDL-R160Sは中高音域が強調された音になっています。
売り文句がベストボーカルスピーカーということなので人間の声付近の音が強めに出るような仕様ですね。

低音域は出ていないわけではないのですがKENWOODに比べるとだいぶ少ない感じです。よく言えばすっきりした音ですが、私はサブウーハーで低音を補わないと物足りない感じがします。
よい点としては中高音域が強く出る特性なので音量を絞っても聞きやすいです。

やはりスピーカーは好みが強く出る商品だと改めて思わされましたが、Alpineのほうがいい意味で不自然な音なのですが音楽を聴く上では私にはこちらのほうがよい音に聞こえます。
今回の交換でサブウーハー含めたバランスで考えると非常にすっきりとした音でボーカルの声がよく聞こえる環境になりました。

今回使用した材料

・八幡ネジ アルミ製L型金具(JAN:4979874066206 : 品名:アルミステー25 : サイズ:AL6 50X25)
・八幡ネジ ウレタンフォーム#1
・モリトク 超強力アクリルフォーム両面テープ
材料はホームセンターと100円ショップでそろえました。

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