マンハッタンポーテージのブラックレーベルのリュックは、大人の製品という感じの落ち着いたデザインがとても好きなのですが、一部耐久性の無い素材を使っている部分があり注意が必要です。
ブラックレーベルを購入する際の注意点
バッグ本体はとても丈夫で耐久性も高いのですが、このシルバーのブラックリフレクターが入っている物は避けて下さい。
本体部分が新品同様でも、このブラックリフレクター部分の生地だけが劣化して割れてきます。耐久性が低いです。
中古で買う場合も同様に、このブラックリフレクター部分は劣化していると思ってください。
しかし、このようなヒビが入った状態でも遠目の写真だと写りにくいのと、オークションでは「目立った傷や汚れ無し」で出品されます。
なぜならこの症状は劣化であって、傷でも汚れでも無いからです。出品者の性格が出る部分なのですが、嘘は言っていないのです。
ブラックレーベルを補修してみた
というわけで劣化したPVCターポリンビニールですかね、表面のゴムっぽい部分とブラックリフレクター部分を補修してみます。
まずは水を付けたウエスで奇麗にします。
その後、車でおなじみのクレのスーパーポリメイトを使い艶を取り戻します。
ウエスにスーパーポリメイトを吹き付けて、まんべんなく塗り込んでいきます。
ムラになりにくいので塗りやすいのが特徴ですが、もしムラになってしまったら吹き付ける量が足りていないのでもっと量を増やして塗ってください。
薬剤の浸透量で濃淡になっているだけなので、濃い側に合わせればいいだけです。
ちなみにスーパーポリメイトは結構艶が出るので、あまり艶を求めない場合はクレポリメイトナチュラルを使いましょう。
ベルトエンドの部分も正面のブラックリフレクターと同じ素材が使われているので、念のため保護しておきます。
全面的に塗り終えた状態がこちら、めちゃくちゃテカテカになっていますが、乾くまでの間だけです。
あとは、正面のブラックリフレクターの部分もこれ以上劣化が進まないように施工しておきます。
ただ、残念なことにブラックリフレクターの部分の割れはどうにもなりません。早めに保護剤などでケアしておかないとこうなるので注意してください。
最後に奇麗なウエスで拭き取れば完成です。
乾いた後はサラサラで手がべたつくようなこともなく、このように艶がよみがえっています。
まとめ
クレのスーパーポリメイトは自動車ユーザーではド定番の製品で安心して使えます。
リュックが劣化してきたけど、買い替えるのはちょっと、、という方は一度試してみるといいかもしれません。
ブラックリフレクターの部分はどうにもなりませんが、全体的に新品時の艶がよみがえったので、これでまだまだ使えそうです。
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