最近一段と住宅ローン金利が下がってきたので住宅ローン金利の引き下げ交渉をしてきました。結果的に住宅ローンの借り換えをすることになったのですが、その辺の話を書いていきます。
最初の借り入れ
2013年に全期間固定金利2.15%で銀行から住宅ローンを35年の超長期全期間固定で借り入れをしました。
そのときは特にいろいろ調べることはしませんでしたが35年の超長期としては普通な金利でした。
最初の金利引き下げ交渉
2014年にも長期金利は下がり始め、2015年に入ると大きく金利が下がり始めたので一度目の交渉を銀行と始めました。
銀行との交渉の仕方はとても単純で、まず、自身の銀行よりも安く金利を出していて乗換えを促している銀行のローン相談会に行きます。
私の場合は三菱東京UFJ銀行にいきました。そこで借り替えた場合のシュミレーションの資料を作ってもらいます。資料は無料で作ってくれますので軽い気持ちで相談に行きましょう。
ここで借り替えたほうがお得な結果が出ていることが条件です。あまり差がなければ交渉は難しいでしょうし、メリットもないのであきらめましょう。
次に自分が住宅ローンを借りている銀行の支店に電話で正直に『住宅ローン金利が下がっているので借り換えを考えている。その辺の相談をしたい』と伝えます。
そしてアポをとって銀行に行きます。
そこでは借り換えを考えている銀行のシュミレーションを出します。そしてここで銀行に言うのは『その月の自分が借りているのと同じ種類のローンの金利』です。
私の場合30年以上の超長期ローンで、このときのの貸出金利は1.83%でした。なので1.83%にしてほしい。という交渉をします。
私の場合借り換え先の銀行との金利差がかなりあったので銀行側はあっさりと持ち帰って検討をしてくれました。
それから一週間ぐらいして電話で金利変更OKの連絡が来ました。
あとは銀行まで出向いて金利変更特約の契約を済ませればおしまいです。
金利引き下げ交渉決裂
2016年に入るとさらに長期金利が下落し、マイナス金利になる事態になりました。当然銀行の貸出金利もどんどんさがってきますので、また借り換えの交渉を始めます。
前回と同様に金利が安かった三菱東京UFJにシュミレーションをもらいにいきます。そしてその結果を持って借り入れ銀行にアポをとりましたが今回は
『借り換え先の金利はいくつですか1.53%までならすぐに下げられます。』
と言う具合にあっさりと条件を下げてきました。しかしそれ以上は厳しいとのことだったので現在の銀行から借り替える決心をしました。
今回の三菱東京UFJの金利条件の場合、今の銀行が1.53%に下げたとしても太刀打ちできないほど差があったので借り換え手続きを始めました。
借り換え手続き
借り替え手続き自体は非常に簡単ですが、事務処理や待ち時間などで約1ヶ月かかりますので、借り換えを考えている場合は月初めに金利が出たら即行動に移す必要があります。
私も月初めから行動し月内で2日ほど会社を休んで書類や手続きを行ったので無事その月内に契約が終わりました。内容的には難しいことはないので、担当の方の話をよく聞いて必要書類を集めて提出するだけです。
住宅ローンを借り替えての感想
借り換えで銀行を変えるのは心理的な抵抗は大きいです。特にこれで正しいのだろうかという根拠のない不安を多く感じました。
もちろん借り替えた後のメリットはシュミレーションに出ますし、その内容がごまかされていることは100%ありえません。そんなことをしたら銀行が大変なことになりますのでそこの心配は要りません。
なので冷静にシュミレーション内容を見て得するのであれば借り替えればいいと思います。
平日銀行に行く時間がないという人は今は大体の銀行が土日にローン相談会なるものを開いていますのでそこに行くといいです。
結局私は銀行との1回目の金利変更で月当たり4500円ほどの支払額削減と、2回目の借り換えで月当たり5300円ほどの支払額削減と支払い期間を9ヶ月間短縮できました。
今は金利が低く、少しの時間と行動力で数百万単位で支払額を減らせるチャンスですので一度検討してみるとよいと思います。
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