6年ぐらい前から使っていたパイオニアのカナル型のイヤホンが壊れて左側から音が聞こえなくなってしまったため、新しいイヤホンを買うことにしました。
色々検討してONKYOのE700MBと迷いましたがリモコンがあると服に擦れて音がするのがイヤで最終的にSE-CH5BLを選びました。
SE-CH5BL
2017年の3月に出たばかりのパイオニアの新しいモデルです。悲しいですが家庭用AVのパイオニアブランドはいまやONKYOの傘下です。
こちらの製品の特徴は、
・新開発の大口径9.7mmドライバー
・本体の中から外に向かう通気部にチューブを使った『Airflow Control Port』
・ハイレゾ対応
・φ2.5mmバランス接続
ん?
バランス接続専用だった!
何とこのカナル型イヤホンはバランス接続の2.5mmの4極ミニプラグという特殊なミニプラグでした。
簡単に言うと、いま普通に流通しているスマホのイヤホンジャックには未対応です。
でもこれ、価格.comのレビューで5点満点だし、パイオニアのカナル型イアホンの売れ筋2位だったんですよ。そんな落とし穴があるとは気が付けません。
コレ買った人はみんな絶望しているんじゃないですか。
仕方ないので泣く泣く、2.5mm 4極バランス接続を3.5mm 3極アンバランス接続に変換するプラグを買いました。
この分足せばもっといいイヤホン買えた上にバランス接続からアンバランス接続に戻しているんだから意味がわかりません。
変換ケーブルの話はこちら
SE-CH5BLのレビュー
こちらがケース、ほとんど日本語が無くて外国の製品化と思いました。
イヤホンの質感は正直安っぽいです、他のメーカーであればこの値段でもメタルの部品などを使っていますが、プラスチックのみでの構成です。
ケーブルの部分も一見外れそうですが、外れません。固定式です。
そしてコレが問題の2.5mm 4極バランス接続のミニプラグです。
高級なデジタルプレイヤーなどを持っている人ならいいのですが、私にはそんなもの無いので困りました。
結局バランスからアンバランスに変換したので下のグレードのイアホン、SE-CH5Tと同じ気がするのですが気のせいですかね。。。
イヤホンの装着方法ですが俗に言うSHURE掛けです。自分はあまり見た目が好きではないのですがコードの擦れる音がしないのはいいですね。
ただこのツイストしたコードが硬くて扱いにくいです。ほぐれてきたりしないのかな。
さて、肝心の音についてですが、自分のスマホはZ3 Compactなのでハイレゾ音源の再生に対応しています。コレにつないで聞きました。
まず第一印象は、とてもクリアな音がします。
高音も刺さらないし、中音域もちゃんと出ます。低音は少し弱い感じですが全体としてはすっきりしてバランスがいい音だと思います。
以前持っていた壊れたパイオニアと同じ傾向の音がしますが、解像度が圧倒的に上です。
皆さんは間違えて買わないように気をつけてください。バランス接続ではない普通のモデルはこっちです。
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