普段何気なく近所で一番安いENEOSでハイオクガソリンを入れていましたが、ハイオクガソリンにはエンジン内部を綺麗にする。のようなことを言っている商品があったなと思い調べてみました。
出光スーパーゼアス
アポロマークの出光石油でおなじみの出光のハイオクは出光スーパーゼアスです。
出光スーパーゼアスの特徴はこちらに書いてありますが、エンジン内部の清浄性能については『キープクリーン効果、出光スーパーゼアスはエンジン室内のキレイな状態を維持します。』との記載があります。日本語的に解釈すると、新たな汚れはたまらないけど綺麗にはならない。です。
なので、エンジンを綺麗にすると言う訳ではないです。
ENEOSハイオクガソリン
シェアナンバーワンのガソリンスタンドグループのENEOSです。
ハイオクガソリンの名前って「ENEOSヴィーゴ」じゃなかったっけ?と思ったら、ENEOSヴィーゴは既に販売終了でした。
ENEOSヴィーゴは「エンジン吸気弁やインジェクターに付着した汚れを、徐々に削減」でしたが、今のENEOSハイオクガソリンは「エンジン吸気弁に、新たな汚れが付着することを防ぐ」なのでこちらもエンジンを綺麗にするわけではありません。
というか、これは実質性能ダウン、改悪で残念です。
Shell V-Power
昭和シェル石油のハイオクガソリンShell V-Powerです。こちらは明確にエンジン内部を綺麗にする事が書かれています。
「Shell V-Powerは、走るほどに吸気バルブに付着した汚れを取り除き、重要なエンジンパーツを保護していきます。つまり、吸気バルブの汚れをしっかり洗浄し、新たな汚れから保護することによって、エンジン本来の性能を引き出すことができるのです。」
さすがフェラーリとの共同開発を宣伝するだけあります。
スーパーマグナム
コスモ石油のハイオクガソリン、スーパーマグナムです。このガソリンスタンドはあまり見かけない気がします。
こちらのハイオクガソリンも明確に「使い続けるほどに、エンジン内をきれいにしてくれます。」と書いてあります。
コスモ石油までいつの間にか改悪されていました。
「エンジン吸気バルブの汚れ付着率を当社レギュラーガソリンに比べて80%低減します。使い続けることでエンジン吸気系をきれいに保ちます。」
エンジン内をきれいにするという表現が無くなって、レギュラーより汚れがつかないよ。というどうでもいい効果が書かれています。スーパーマグナムよおまえもか。
追記
ニュースでも話題になっていますが、そもそもスーパーマグナムにはエンジンをきれいにする成分は入っていませんでした。。。
以前はコスモ石油のハイオクガソリンを入れていたので、返金等に備えてカードの利用履歴をダウンロードして保存しました。
まとめ
結局、調べたところエンジン内部を洗浄して綺麗に出来るハイオクガソリンは、昭和シェル石油 Shell V-Powerのみということが分かりました。
Shell V-Powerは、これを入れたらガソリン添加剤はいらないのでは?と思うぐらい綺麗になっていますのでこのまま販売を続けてほしいです。
以前は各社が特徴あるハイオクガソリンを売っていて、日本石油のワーキレーみたいな変わった名前のハイオクもあったんですが、時代の流れでしょうか。
コメント
出処一緒だから違いは無いはずだけど
違いますよ。
他はハイオクを融通しあっていましたが、SellのV-Powerだけは独自に供給していました。