電動キックボードの公道での実証実験が行われていますが、近場に乗れる場所が出来たので乗ってみました。
利用までの手続き
今回利用したのはBRJ株式会社が実証実験しているBirdというサービスです。
私が大好きなウエルシアの駐車場の一角に電動キックボードの貸し出し場所が設置されていました。
電動キックボードを利用するにはアプリから手続きをしますが、めちゃくちゃ簡単です。10分かからないぐらいの手軽さで手続き出来ます。
1.スマホアプリをインストール
2.アプリから免許証を撮影
3.キックボードを使う上での注意点のクイズ
この様な使用時の注意点をまとめてレクチャーしてくれます。
4.支払い用のカード登録
これだけです。
免許証の撮影があるので審査の時間があるのかと思ったら、すぐに使えました。
これはこれで不安ですが、まぁいいや。
気になる事故の時の保証ですが、ちゃんとアプリの利用手続きで案内されます。
対人賠償責任保証額:無制限
対物賠償責任保証額:無制限
すばらしい、無制限の保障内容であれば安心して乗れます。
利用料金
乗り出し時に100円、1分当たり10円という気軽に試せる安い金額に設定されています。
今回は19分走ったので支払額は100円+190円で290円でした。
乗る前に確認すべきこと
・電動キックボード
バイクの全体像はこのような感じです。
ハンドルの上にスマホを固定するところがありますが、別に使わなくても大丈夫です。
バックミラーが右側しか付いていません。なんとなく昔の原付や新聞屋さんのバイクっぽいですね。両方ついている方が私は良いと思います。
タイヤは太めで空気というより中身が詰まっている感じに思えました。
ディスクブレーキき搭載で、ステーにはウインカー、ブレーキランプが付いています。
もちろん、今はまだ公道実験中なのでナンバープレートも付いています。
電動キックボードの正面です。
ヘッドライトの下側で左右に黒く伸びているのがウインカーで、ホーンはむき出しです。
・ウインカーの使い方
ウインカーの使い方を把握せずに、たぶんこうだろうと思って使ったら間違ってました。
ウインカーの使い方ですが、レバーを左、右に倒すとウインカーが出て押し込むと解除になります。
このBirdの電動キックボードのディスプレイには「現在の速度」しか表示が出ないので、いまウインカーが出ているのかが目で分かりません。
原付バイクだとチッカチッカと音がしますが、この電動キックボードは音が全くしませんので、気が付かずにウインカーを出しっぱなしで走っている時間がありました。気を付けましょう。
道路を車と一緒に走った感想
・右折がつらい
電動キックボードは原付のバイクとは違い2段階右折ではなく通常の車と同じように右折を行います。
しかし、最高速度15kmでは右折側の右側車線に行くのがめちゃ怖い、速度差がありすぎて無理。
・段差がつらい
普通のレジャー用のキックボードよりもタイヤは大きめなのでがたがた道は意外と走れましたが、車道と歩道の段差は危ないです。
きつめの段差だと簡単につんのめります。一度降りてから押して段差に入るのが安全です。
・アクセルだけでは発進しない
原付バイクであればアクセルだけで走りますが、このは電動キックボードは発進時に足で地面をキックして速度を出した後じゃなとアクセルが効きません。
確かアプリの注意書きには書いてあったのですが、最初の発進時にはあまり意識しておらず、交差点で止まった後に発進出来なくて焦りました。
・アクセルの出力が変
このバイクメーカー特有だと思いますが、発進時のパワーの出方が一定ではなく、途中から急にトルクが出る設定になっているため感覚をつかむまでは注意が必要です。
・ブレーキの利きが良い
ディスクブレーキになっていて15kmしか出ない割にかなりブレーキの効きが良いです。
車重が結構あるのでその分ブレーキが強化されているのだと思いますが。普通の自転車感覚でブレーキを使うと効きすぎるので注意してください。
まとめ
正直、道路で右折は怖かったです。
でも大きい交差点では無理せず、降りて歩行者として横断歩道を渡ればいいかなと思います。
それよりも、近場の移動に便利だと思います。
車だと近所の商店に買い物に行きにくいですが、法律が通ればほぼ自転車のような扱いになるので使い勝手がかなり良いです。
気になるところはありますが、久しぶりにワクワクして可能性を感じる乗り物なので、無事に公道での走行が解禁になったら購入しようと思います。
たのしみ!
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