フルバケRS-Gを取り付けるにあたって、レカロ純正のシートレールではなく車検に対応しているカワイ製作所のローポジションシートレールを購入しました。
RECARO純正シートレールにしなかった理由
当然ですがフルバケがレカロ製なので、レカロが出しているシートレールを取り付ければ車検対応にできます。
その代わりフルバケにしてもシートポジションがほとんど落ちなかったりします。もちろん車種によって違いがあるので、みんカラなどでつけている人の感想を確認しましょう。
ランエボ10の場合は純正位置からほぼ座面が下がりません。私の場合ヘルメットがぶつかってしまうので選択肢から外しました。
こちら表示はギャランフルティスですが、兄弟車なのでランエボ10に使えます。当然ですが作りはいいです。
ランエボ10にRS-Gを取り付ける場合はシートレールのほかにサイドアダプターを購入する必要があります。
あと、特記事項の中に『シートベルトバックルとセンターコンソールが干渉するため擦りながらスライドします。』との記載も気になります。
カワイ製作所のシートレールは車検対応
カワイ製作所の車検対応シートレールです。
こちらはRECARO純正と違い、何種類かシートレールがあります。
例えばランエボ10の場合はフルバケ用に2種類あります。
MI041RD
サイドのダブルロック仕様でシートレールの間にシートを落とせるので普通のシートレールよりも座面を下げる事ができます。
MI041RD、スーパーダウンシートレール(395)
MI041R
前に付いているバーでシートをスライドさせるタイプで、一般的なシートレールのように扱えます。
私は、この画像に保安基準適合と書いてある、楽天のシート・レール専門ユニプロに、事前にカワイ製作所のMI041Rである事を確認したうえで購入しました。
シートレールの型番検索だけ探すと、他のショップで日本製をアピールしてこれよりも安い製品がありますが、ショップに問い合わせしたところ保安基準に適合しないものだったので購入の際は確認したほうがいいです。
日常の使い勝手は考えずにとにかくシートを下げたい人は、MI041RDです。
これならシートは限界まで下げられますが、サイドのダブルロックのため片手でシートを動かす事ができないので、乗り降りのたびにシートレールを動かす人には不便になります。
カワイ製作所のシートレールMI041Rを購入した
購入から納品までだいたい1ヶ月ぐらいかかりました。
こんな感じで送られてきますが、なかなか重量があります。
中身はこのようにシートレールと付属品が納められています。
付属品のサイドアダプター、RECARO純正のサイドアダプターに比べると作りが直線的で強度は不利な感じがしますがその代わり調整用の穴が多いので、微調整ができるようになっています。
そしてシート取り付け用のボルトやネジ類です。
みんカラのシートレールの製品レビューを見るとシートレールの写真はあってもボルト類に言及している人がいなくて、付属しているのか不安でした。
真ん中のボルトはシートベルトをシートレール側に移設するためのボルトです。
左のボルトはシートレールを車体に取り付けるためのボルトですが、サイズが合わなかったので、純正のシートのボルトを使いました。
右のボルトはシートアダプターをシートとシートレールに取り付けるためのものです。
なので、フルバケの取り付けはこのシートレールを購入すれば必要な部品は全て揃います。
あとは、シートレールを取り付ける際の注意事項が書かれた説明書と、シートレールの強度証明書を発行してもらうためのはがきです。
これをカワイ製作所に送って書類をもらわないと車検でトラブルになるのですぐに手配しましょう。
後日A4の紙で結構な厚さの書類が送られてきます。証明書だと思ったら書類付だったので想定外です。
まとめ
車検対応でRECARO純正よりもポジションを下げたい人にはお勧めです。
取り付け後のシートレールもスムーズで、がたつきもなく全く不満はありません。
こちらに書きましたが、前のレバーでシートを動かすタイプのMI041RでもYR-Advanceのスーパーローポジレールと同じ位置まで下げられますので、座高が高い人でも安心です。
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