夏が近づいてくると冷風機の広告をいたるところで見るようになり、ある程度名の知れたサイトでも記事が出てきます。
何となくよさそうに見える広告と手ごろな値段でつい買ってしまいそうになりますが、はっきり言って金の無駄なので買ってはいけません。
冷風機と気化式の加湿器の仕組みを説明
結論から言えば、冬場に気化式の加湿器を使っている家庭であれば、夏もそれを出して使えば良いだけです。
冷風機も加湿器も仕組みは同じです。
冬場の加湿器は水を蒸発させて空気中の湿度を上げますが、水を蒸発させる際に気化熱により空気の温度が下がり部屋の温度が下がります。
実は加湿器は湿度を得るために部屋の温度を下げているのです。
では加湿器を夏に使うと、
水を蒸発させているので、部屋の湿度が上がります。夏って湿度が多くて不快なのに湿度を上げるんです。
その代わり冬は部屋の温度下げていた気化熱によって温度お下がった空気が出てくるので涼しく感じるわけです。
まとめると、この表の様になります。そう、季節のせいなのです。
製品 | 季節 | 湿度 | 温度 |
---|---|---|---|
冷風機 | 夏 | 上がる(不快) | 下がる(涼しい) |
加湿器 | 冬 | 上がる(快適) | 下がる(寒い) |
欠点は加湿器と同じフィルター
気化に使っているフィルターがだんだんとカルキで固まって使えなくなります。
一時的にクエン酸で対処できますが、何回か手入れをすると臭くなるし、カチカチになって交換が必要です。
まとめ
冷風機が欲しければ加湿器を使えば良いです。
暑いなら素直にエアコンを使いましょう。
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