オペアンプをMUSES8920からMUSES01に交換した

MUSES01は圧倒的でMUSES8920とは比較にならない 音楽関係

MUSES8920を購入して音の好みの傾向が分かったので、ついに高級オペアンプMUSES01を購入しました。LM4562から始まって結局は最高峰のMUSES01まで来てしまいました。

MUSES01の購入先には要注意!

MUSES01は秋月電子で購入すると1つ3500円の商品です。
一応アマゾンでも取り扱いがありますが、正直本物かどうか怪しいし、安い商品に限ってはほとんどが偽物と考えて間違いありません。


万全を期すなら秋月電子で購入するのがよいです。素人には本物と偽物を区別することは出来ません。
多少危険度が上がっても良いのであればオークションで購入するのもありです。その場合は出品者の入手先をしっかり確認します。
袋の中にあるのがオペアンプの説明用リーフレット
MUSES01はそもそも小売りで流通する量が少ないので、秋月電子のオペアンプの説明用リーフレットがあればまず大丈夫と考えてよいかと思います。写真で言うと小袋の中に折りたたんで入っている紙です。逆にオペアンプだけの場合は、その人の取引履歴などを確認して真贋を見極める必要があるので難易度が高いです。

今回はオークションで購入しましたが、秋月電子のリーフレット等、購入時の備品が全て揃っていたので正規品と考えて良いでしょう。

MUSES01のレビュー

さっそくオペアンプをMUSES8920からMUSES01へ交換します。
高級オペアンプMUSES01


MUSES01は定価で一つ3500円ですが、FX502J-Sはオペアンプが2つ必要なので7000円とほぼアンプと同じ値段になっています。冷静に考えると何かおかしい。。
いつも通りFX502J-Sのカバーを外し、オペアンプを差し替えます。
FX502J-SのオペアンプをMUSES01に交換

音質の評価については絶対値での評価が難しいので、今まで通り現在のMUSES8920を基準にした時の私の感覚の相対値で評価を行います。

ではいつものお気に入りの曲をAmazon Music HDで再生してみます。


あれ?
なんだか寝ぼけた音がするな?
え、まって、まじか?

そうなんです。なんだかぼやけた音がするんです。
MUSES8920との比較とかいうレベルではなく、やっべ完全に失敗した。って思ったほど酷くぼやけた音でした。

で、でも3500円もするしこんな音のはずないじゃん、そうだ、まだエージングが済んでいないんだ。
と自分に言い聞かせて、アンプの電源を入れたまま1時間ほど放置してから再度確認してみました。

すると、今度はちゃんとした音が出ました。

安心と共に、まずすぐに分かるのが低音の響きです。
MUSES8920では強調されていましたが、それが無くなり自然な低音の響きに変わりました。気になっていた部分ですが完全に解消しています。

高音域は大きく変わらず多少MUSES01の方が、伸びる感じがありますが僅かな差です。

音のスピード感はMUSES8920の方があります。言語化すると元気な音という感じです。それに対してMUSES01は落ち着きのある深い音、響きだったり楽器の本物の音感が増しています。
聞きなれてくるとMUSES01の音の方が音楽を聴いている気持ちよさが上に感じます。

MUSES01は落ち着きがある音なのですが、解像度がMUSES8920より1.1倍ぐらいあるので何とも不思議な感じです。
音の立体感は比較するまでもなくMUSES01の方があります。

全域の音の出方が自然でどこかの音域が強調されることが無く、まとまりのある聞きやすい音になっています。

新日本無線が言う、心に響く”真実の音”の意味が少しわかる気がします。
データシート上のスペックだけ見るとオペアンプとしてはたいしたことが無いのですが、実際に音を聞くと本当に良い音に聞こえます。

すごいなこれ

まとめ

まず言いたいのはMUSES8920の出来は良いですし満足度も高いです。
でもMUSES01はもっと上質な音が出てしまいます。本当に繊細な音や本物感がある音になっているのでMUSES01を聞いた後にMUSES8920に戻す気にはなりません。

ただし値段だけ見た場合に、MUSES820の840円とMUSES01の3500円で値段分の違いがあるのかと言われたら正直微妙です。しかし音楽を聴く上でコストパフォーマンスとかは二の次です。
いい音を聞けるのが正義、そう考えるなら間違いなくMUSES01は買いです。

なので結論としては、気になるなら買え!後悔はしない。

MUSES03が欲しくなった。。

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