Winter Racing Festival (WRF) 9 に参加してきた

Winter Racing Festival (WRF) 9 に参加してきた ランエボ10

12月に申し込んで楽しみにしていた第9回 Winter Racing Festivalに参加してきました。初めての富士スピードウェイなのでとても楽しみな反面、とても不安でした。
そして今回もいつも通り一人ぼっちです。(´・ω・`)

当日出発からブリーフィング

距離が結構あるので朝6時出で高速道路を使って富士スピードウェイを目指します。道もガラガラなのでのんびりと進みましたが途中警告音とインフォメーションディスプレイに何か表示が出たのでびっくりしましたが、外気温が0℃になると表示される凍結路のワーニングでした。こんな機能付いていたのか。。

高速を降りて富士スピードウェイ正面まで来ると『入口は東ゲートですこのまま2Km』の表示があり、東ゲートを目指して進みますが自分の中での2kmと実際の距離が相当ずれていて2Km走ったはずなのに入り口が見えない!!と何度も戻って途中の道で入口を見落としていないかなどぐるぐると20分ほど迷ってしまいました。原因はなんてことない、不安にならずにそのまま進んでいけば普通に東ゲートが見えてきました。。。

現地到着、車を降りると2月なのにけっこうあったかいです。

受付を済ませてゼッケンとタイム計測機をもらい車体に取り付けます。
ゼッケンもらって貼りました

そして『走行前ブリーフィング』に参加します。走行前の注意事項等の説明を受けました。
この時グリーンフラッグは使わないと書いてあってどういう意味かと思いましたが、筑波で走った時はイエローフラッグの後、イエローフラッグ解除の合図としてグリーンフラッグが降られていましたが、その解除が無いようです。
説明の中で過去にWRFで死亡事故もあったという話が出て少し不安になります。

走行前準備

トルクレンチでナットの増し締めし、走行風景を取るためのビデオカメラを取り付けます。
そして、今回は水温やTC-SSTの油温を見るためにアンドロイドのアプリTorque PROをセッティングしてきましたのでこれをカメラから映って走行中に見やすい位置にセットします。
Torque PRO
後は4点式ベルトの調整をして、時間まで待ちます。そして時間になって動こうとしたときにシートベルトキャンセラーを出しておくのを忘れたことに気が付きました。もう時間が無かったのでこの回はあきらめて4点式のベルトの上から3点式のベルトを付けます。。。ちゃんと準備しないとだめですね。

1回目走行

先導走行1週目、久しぶりにTC-SSTをS-SPORTSモードに切り替えたので初めはシフトタイミングが合わずうまく加速できなくて(オートマなのに…)後ろの人たちに迷惑をかけてしまいました。
そしていよいよフリー走行開始です。

・怖い
初心者クラスの中でもタイムが後ろから何個目レベルの遅さなので周りとのスピード差がすごいです。第一コーナーの飛込みやコカコーラコーナーの速度などあらゆるところで速度差がありすぎて邪魔にならないようにするのが難しかったです。そしてネッツコーナーで思ったよりも膨れてしまって後ろから来た人とぶつかりそうになりました。幸いにも後ろの方がうまい人だったのでよけてくれましたが、このときは結構パニックになってしまって『怖い』思いをしました。

・リミッター
ストレートが長いのでコントロールセンターあたりで190Kmまで加速できます。リミッターを切っていないのでここで頭打ちです。180オーバーで直線を走るのでもとても安定していて何も不安が無いです。さすがランエボ。
ストレートで180kmオーバー

1回目の走行はチェッカーフラッグを受ける前にコースを出ちゃいました。
初めてのコースで45分枠だったため、おなか一杯になってしまいコースを出ようと思って右に寄っていたら前のほうでチェッカーフラッグを振っていました。もう一周頑張れればよかったです。

45分はかなり長くて走っていてまだ終わらないのかと思うぐらいたくさん走れました。周回を重ねるごとに落ち着いて走れるようにはなりましたがやはり遅いです。
かなり緊張しっぱなしだったので車を降りた後は冬なのにあせびっちゃりでした。

お昼休み

1回目の走行でパニックになったのが怖くて2回目を走らずに帰ろうか30分ぐらい悩みました。最終的にはせっかく来たのだし楽しんで走ろうと気持ちを切り替えて午後を待ちます。

次の走行までかなり時間があるので、サーキット内をウロウロします。
WRFの参加者
富士スピードウェイを散策

そしてサーキット内のレストランorizuruでご飯を頂きます。
食べた後はコースが見える場所からのんびり他の車が走るところを眺めます。皆さん上手です。
レストランorizuruでご飯

『しずな~び』というご当地キャラが来ていました。頭が富士山で首の鈴はミカンですかね。
このキャラよくしゃべります。話しかけるとちゃんと答えてくれるのはすごいなー
グッズとかも売っていてなかなか商売上手なご当地キャラです。
しずな~びの取材

2回目走行

1回目と違い余裕を持って走れました。特にヘアピンからダンロップコーナーまでの流れが走っていて楽しいです。
ヘアピンからダンロップコーナーまで

2回目走行後は周りの人のまねをして、走行後の熱を逃がすためにボンネットを開けておいてみました。たぶん開けたほうがいいんですよね?
走行後にボンネット開けてみた

WRF終了と感想

こんなに高速コースが楽しいとは思いませんでした。走っていてとても楽しいです。
ここに来る前は筑波サーキットのライセンスを取ろうと思っていましたが、そんな気が無くなりました。また別の機会を見つけて走りに来たいです。
そして改めて自分の遅さに泣けてきます。これでは周りと速度差がありすぎて危ないですのでもう少しうまくならないとダメです。

エボ10のウィークポイントTC-SSTですが、問題ありませんでした。
TC-SSTの温度が上がりすぎてセーフモードに入ると保護モードになって車速が上がらなくなると聞いていたので不安だったのですが、私の走りだとそんな心配はいりませんでした。

そして今回用意したTorquePROでモニタリングしていた数値はこのようになりました。吸気温度が高いのは半分オープンタイプのエアインテークのせいかもしれません。
最高水温、98℃
最高TC-SST油温、67℃ 何か設定を間違えているかも…
最高吸気温度、46℃
本当は油温や油圧も知りたいのですがOBDからは取得できないので何か考えたほうがよさそうです。

そしてガソリンがほぼ空になりました、サーキットについた段階で残りが2/3だったので持つだろうと思っていたのですが、あわてて最寄りのスタンドで給油しました。

帰り道

TC-SSTはS-SPORTSモードで回すとNORMALに戻しても少しの間つなぎ方が壊れたのかと思うぐらい雑になります。そんなところも好きですが。

サーキットっぽいコーヒーを買って帰路につきました。
coffie

運営の皆様、楽しい場を提供していただきありがとうございました。
WRFの記念品

おすすめ記事

コメント

  1. GER-ABE より:

    たぬき様

    WinterRacingFestival運営事務局のABEと申します。当日はご参加いただきまして誠にありがとうございました。イベントはモータースポーツを楽しむ方に向けたものですので、タイムなどは一番最後の話として、まずはとにかくブログにも書かれているように「楽しんでいただく!」ということが一番重要ですっ。高速富士の面白さを感じて頂けたようですので、ぜひ来年もご参加くださいね!おひとりという事でしたらぜひ本部を訪ねて頂ければ一緒に車談義などもさせて頂けると思いますので。

    また、イベントをブログでご紹介頂きありがとうございます!
    心より来年の再訪をお待ちしておりますっ!