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OBDで水温、SST油温メーターを作る
OBDモニタ用のスマホを買う
OBDアダプタとは
車の故障診断用のポートに差し込んで車の水温や車速、エンジン回転数など様々な情報を引き出すことが出来ます。
ポートから取得したデータをBluetoothでスマホに送信し、TorqueやDash Commandといったアプリでグラフィカルに表示します。
この故障診断ポートから情報を読み出すためのICで有名なものがELM327という製品です。このICを搭載したOBDアダプタは非常に安価でAmazonなどで1000円以下で売られています。
どの製品を買うか
amazonで調べると数多くの製品が見つかります。
しかし、どれも中国製で中身の怪しいものばかりです。チップ自体もコピーされた不正品が多いですし、付属のCDにウィルスが入っているので使ってはいけないといったレビューもあります。
今回は少し値段は高かったですが、ELM327の互換機能を持ったIC、STN1110を採用しているアメリカScantool社のOBDLink LX Bluethoothを買いました。
OBDLink LX Bluetoothの特徴
・世界最速のOBDアダプタ
高速CPU搭載で競合他社製品に比べて300%の高速化を実現、リアルタイムの情報をスムーズに取得することが出来ます。
・ハッカー対策
独自のセキュリティ方式により不正なアクセスリスクを排除します。
・BatterySaver™ Technology搭載
必要に応じて起動し、利用が終わればスリープモードに入るため車のバッテリーを無駄に消耗しません。
・無料のファーム更新
無料で新機能を持った最新のファームウェアに更新することが出来ます。
・3年間の保証付き
OBDLink LX Bluetoothを選んだ理由
上にあげた機能はどれも安いELM327チップでは対応できないものばかりで、特にOBDは常時電源になるためアダプタを刺したままだとバッテリーを消耗していきます。それを防ぐためにはELM327の製品の場合はACC電源用に改造する必要がありますが、この製品はBatterySaverという機能が付いていて自動で省電力モードに移行できます。
また、OBDアダプタは車のコンピュータをbluethoothというネットワークにさらすわけなので少しでも信頼がおける製品にしたかったという理由もあります。外部からハッキングされた日には目も当てられません。
車のOBDポートに取付
こちらが車に取り付けたところです。
OBD2接続なのでポートにOBDLink LXを差し込むだけの簡単セットアップです。ランサーエボリューション10のOBD2ポートは運転席の足元右側にあります。
この写真だとかなり出っ張っていて運転時に邪魔になりそうに見えますが、実際は全く足もぶつからないし問題ありません。
レビュー・評価
他のOBDアダプタを使ったことが無いので、ほかとの違いは違いは判りません。
バッテリーセーバーもうまく働いているようで取り付けてからずいぶんたちますが電圧低下などの問題は出ていません。ランサーエボリューション10のバッテリーは普通のものとは違いとても高いので下手なものを買ってバッテリーを上げてしまうよりも、値段は少し高いですが安心料だと思えば安いものではないでしょうか。
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