車を購入した際にオプションのグラスコーティングを付けたので、洗車は今までずっと水洗いのみでした。
購入から既に8年経過しグラスコーティングの効果もなくなってきたので、簡単に洗車とコーティングが出来るとネットで評判の良かったオーバーコートを購入してみました。
オーバーコートのレビュー
人気の商品で少し前はなかなか入手できなかったのですが、今は在庫もあり普通に購入することが出来ます。
付属品は、食器洗い洗剤の様なプッシュプルキャップと計量キャップです。
事前に日に当たるとムラになるという情報を得ていたので夕方から洗車を始めました。
オーバーコートの原液は少しココナッツ系の甘い匂いがしますね。
まずはバケツに水とオーバーコートを入れてみましたが、ほとんど泡が立ちません。立ってもすぐに消えてしまう泡切れの良さです。洗剤の量は5Lでランサー1台洗うのにはちょうどいいぐらいでした。
こちらが洗車終盤のバケツですが、全然泡がありません。
カーシャンプーというよりもコーティング剤で車を洗っている感覚の方が近いと思います。この様に泡立ちが悪いので、車が汚い場合は別のカーシャンプーなどで奇麗にしてからの方が良さそうです。
取り合えず初回なので、ボンネットを洗ったらすぐに流す、ドアを洗ったらすぐに流すという感じで洗車をしてみました。ボディを洗うとすぐに撥水する様になります。簡単ですねこれは。
洗ったらマイクロファイバータオルで拭き取りますが、屋根などは水玉が大量に出来て流れないのでタオルがすぐにびちょびちょになります。半面ドアなどは水玉が流れるので拭きあげるのは簡単です。
ただただ車を洗っていけばいいだけなので、30分ほどで施工完了です。オーバーコートで洗車した後のボディはこのようにテカテカになります。
写真だとすごくテカテカですが、私の中の5段階評価だと3.5～4.0というところです。感動するほど艶が出るわけではないですが、施工が簡単な割には奇麗になります。
この後高速で出かけてがっつり雨に降られました。雨の後に撮った写真がこちらですが、ボディは奇麗なままでしたので防汚機能は高そうです。
ちなみに洗車時に窓ガラスもコーティングされますのでガラスの上で水が玉になりますが、高速道路上でもガラコを塗ったときの様に風圧で水が飛んでいくことは無いです。
追記
１ヶ月たったので再度ホースで水をかけてみましたが、結構ちゃんと撥水が残っています。
汚れもあまり付かなくて雨で奇麗になるので結構良いです。
オーバーコートの良いところ
・施工が洗うだけなので簡単
・強力な撥水効果
オーバーコートのいまいちなところ
・泡立ちが無いのでカーシャンプーという感じではない
・ムラになりやすい
後日、走行後に洗車したところボンネットの部分がムラになったので再度オーバーコートで洗ったらムラは無くなりました。
まとめ
ネットで話題のオーバーコートを試してみました。
少し取り扱いが難しい商品ですが、概ね評判通りの良い製品だと思いました。
注意点としては施工時にムラになりやすいので一気に全体を洗うのではなく、一か所づつ洗うと失敗せずにきれいに仕上がります。
オーバーコートは手順を守って時間をかけてじっくりと車を洗う人からは高評価が得られますが、サッと洗って簡単に光沢と艶を求める人からの評価は低くなりますね。
コストに関しては製品の容量は500mlで一回の洗車で30ml使います。つまりざっと16回洗車が出来る計算です。そうすると一回当たりのコストは206円になります。
イニシャルのコストは高く感じますが、使える回数と仕上がりを考えると納得感のある値段だと思います。いい買い物が出来ました。
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