8/28日、夏の日差しが暑い中REV SPEED オールスタイルミーティングに参加してきました。
前回は1月の参加だったので冬ど真ん中から夏真っ盛りの参加になりました。
スーパービギナークラスに参加した
富士スピードウェイを走るようになってからもう何回目でしょうか、未だに全然タイムが上がらないため参加できる枠はスーパービギナークラスのみです。
オールスタイルミーティングは走行台数が少ないのが特徴ですが、今回は募集枠20台に対して走行23台でした。
走行前の準備
走行前にトランクに乗ってるAlpineのSWE-2200を降ろすしますが、ゴムマットで滑らないようにして乗せていただけなのでスピーカーのコードを外して持ち上げるだけと簡単です。やっぱりこの方法で正解でした。
夏のサーキットはTC-SSTに厳しい
今回心配していたのがTC-SSTの油温でした。
今までサーキットは冬しか走ってこなかったため40分の枠をすべて全開で走ってもTC-SSTの温度は100℃程度で安定していましたが、今回は気温28℃の夏です。
1回目の走行を開始しました。
走行開始時のTC-SSTの温度は78℃、それが周回を重ねていくとあっという間に117℃を超えました。ODBの温度警告を110℃に設定しているためずっと警告表示のままです。
セーフモードに入るのだけは避けたかったのでウインカーを出しながら減速して1週クーリングラップ(言ってみたかったカッコイイ)を入れてみましたが全然温度が下がりません。117℃が114℃とかその程度です。
コレは走行後の写真ですが、グラフの赤い線が最高点なので118℃ぐらいでしょうか。
TC-SSTの油温が気になってしまって結局最後一周を残して先にコースから出ました。なのでチェッカーは受けていません。
2回目の走行開始です。
その時点でTC-SSTの温度は105℃と全然下がっていません。
2回目もまたクーリングラップをはさみながら何度か全開でタイムを狙いに行きます。
結局2回目は走行中に給油ランプが付いてびっくりしてコースから出たのでこちらもチェッカーを受けていません。
まず分かったこととしてはTC-SSTはノーマル状態だと30分間の枠を走りきるだけの熱的な余裕はありません。ノーマル仕様で走る方は冬に行くのがいいです。セーフモードにビビリながら走るのは精神衛生上よくありません。
エンジン、冷却水の温度
エンジンの油温は最高で116℃でした、こちらも冬に比べて大幅アップです。
ランエボ10は100℃からオイルクーラーを使うらしいのですがオイルクーラーを使っても結構上がります。
それでも油温はクーリングラップを入れるとすぐに下がりますし、これ以上上がる様子も無かったのであまり気になりませんでした。
クーラントは104℃まで上がりました。100℃超えたのははじめてみました。
こちらもそれ以上上がる感じではないのでまだ冷却は間に合っているようです。
今回の走行タイム
今までのベストタイムが出ました。
通常夏は遅くなるらしいんですが、だいぶ走り方が改善されたのでしょうか、2回目の走行で2’23.780と夢の20秒台に入ることができました。1回目のベストラップが2’29.789なので6秒のタイムアップです。
素晴らしい。自分をほめてあげよう。
オールスタイルミーティングの感想
夏の暑い中初めて走りましたが、車的にはかなり厳しいことが分かりました。
TC-SSTへの負荷が大きくノーマルではこれ以上の冷却の改善は見込めません。この辺はスポーツカーとしてメーカー側にしっかりと対策をして欲しかったです。
車の話を除けば今回もいっぱい走れて満足でした。
特に走行2回目は意図的にポジションを調整したのでほとんどの時間、前後の視界に誰も居ないクリアラップ状態でいろいろと試すことが出来ました。
サーキットの初心者には本当にありがたいイベントです。
運営の皆様、今回もありがとうございました。
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