FIIO JD10のレビュー 女性ボーカルが映えるハイレゾサウンド

FIIO JD10のレビュー 女性ボーカルが映えるハイレゾサウンド 音楽関係

ハイレゾ認証を取得しているFIIO JD10です。
日本製CCAWボイスコイルを採用、10mmのダイナミックドライバーを搭載するなどスペック的には結構頑張っているイヤホンが安く売っていたため購入してみました。

FIIO JD10の付属品

イヤホン本体の他はイヤーピースと説明書のみです。
説明書は日本語表記もありますが、、たいしたことは書いてありません。
イヤーピースはよく見る?安い中華イヤホンについている灰色で肌触りがさらっとしたものです。
あとは何故か乾燥材が入っています。
FIIO JD10の付属品
同じような値段で買ったNICEHCK X39は、パッケージにもお金がかかっていたので、だいぶ安っぽく見えます。

FIIO JD10のビルドクオリティ

イヤホン本体は透明なプラスティック製で、3.7gとすごく軽いです。中身のダイナミックドライバーや配線が見えるようになっています。フェイスプレートはキラキラした紙?が入っていてその前面にFIIOのロゴが入っています。ちょっとおしゃれです。
触った感じは、、うん安っぽいです。ダイソーで売ってそうな感じ

このお値段でリケーブルに対応していますが、ちょっと特殊なピンが奥まっているタイプです。まぁこのイヤホンでリケーブルをする人は少ないと思いますが、リケーブル出来ます。
FIILO JD10のフェイスプレート

FIIO JD10の音質レビュー

まずは装着感ですが、よくあるイヤホンの形状なのでしっかりとホールドされます。
重量が軽いので、着けていてずれたり違和感を感じることはありませんでした。この辺はX39よりも装着感は圧倒的にいいですね。

いつも通りAmazon Musicのハイレゾ音源の曲を聴いていきます。

音はめちゃくちゃ明くクールで線が細い音です。
高音域は、ハイレゾ対応だけあって音が強めに出ます。曲によっては特定の高音域の音がかすれた感じにシャッシャッと聞こえるのが気になります。

女性ボーカルの音域は結構きれいに聞こえます。すごく良いわけではないですが、結構いいです。
低音域は、ほとんど出ないくてトン、タンって感じの軽い音が出ます。ダイナミックドライバーなのに、、高音側にチューニングを振っている感じです。

左右の音の広さは少し狭い感じで広さを感じません。上下は高音が伸びるため多少上方向に空間を感じますが、反面、低音が出ていないので上に空間がずれている感じです。
音の奥行きは、、無いです。お値段なり。

私の手持ちの中のイヤホンの中ではSIMGOT EA500LMに音の傾向が近いです。音域全体でのバランスを取るのをあきらめて高音側に振ってる感じです。
X39が落ち着いた感じで音楽を聴くのに対して、こちらは気持ちよく聞けるリスニングに振った音作りです。

2つのイヤホンを差し替えながら聴くと音作りの方向性が際立って面白いです。JD10は全体的に腰高な音なので女性ボーカルの曲を聴くなら相性が良いです。

FIIO JD10のまとめ


セールで650円で買ったのですが、値段を考えると十分すぎるほどの元が取れる音でした。
女性ボーカル協を中心に聞くのであれば値段以上の価値を出せますので、NICEHCK X39よりもFIIO JD10をお勧めします。

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