スマートウオッチが売り出されてから常に問題になっていたのは電池の持ちの悪さです。どんな高性能なスマートウォッチでも頻繁に充電が必要だと、面倒になり徐々に身に着けなくなります。
なぜバッテリーの持ちが重要か
スマートウオッチは通常の腕時計と違い、睡眠トラッカーや心拍数や歩数計などの生体情報の収集と、メールや電話の通知を受けるのに使うため24時間着けっぱなしが基本です。
今までの腕時計の様に自宅に帰ってきたら外して、出かける前につけるというサイクルではありません。
そのためバッテリーの容量が少なく、頻繁に充電が必要なスマートウオッチは着けっぱなしという運用と相性が悪く面倒くさいのです。
日々の生活において時計の電池残長を気にするほど無駄なことはありません。
スマートウオッチの使用可能な日数を比較
売れ筋のスマートウオッチの最大バッテリー持続時間の一覧を作ってみました。
メーカー名 | 製品名 | 使用可能日数 |
---|---|---|
FOSSIL | ジェネレーション5 | 1日 |
Apple | Apple Watch series4 | 3日 |
Fitbit | Versa3 | 6日 |
Fitbit | Sense | 6日 |
Fitbit | Fitbit Inspire2 | 10日 |
Xiaomi | Mi band 5 | 14日 |
HUAWEI | HUAWEI Watch GT2 Pro | 14日 |
GARMIN | Instinct | 14日 |
Xiaomi | Amazfit GTS | 14日 |
Xiaomi | Amazfit T-Rex | 20日 |
Xiaomi | Amazfit Bip | 45日 |
まず大事なのは、この使用可能日数はメーカーが公表している、省電力で機能制限して使った場合の使用可能日数ということです。
製品によってはフル機能を使うと1日持たない製品もあります。
快適に使える目安としては2週間、つまり14日間充電が不要なスマートウォッチを選ばないと毎日使うには厳しいと理解してください。
機能、ブランド重視のFOSSIL、Apple、Fitbit
バッテリーが10日間持たないスマートウォッチです。
このメーカーの製品を購入するのであれば明確な理由、ブランドだったり、所有欲だったり機能面など自分が何を求めているのかを明確にして購入する覚悟が必要です。
ここまでバッテリーが持たないと、スマートウォッチの充電作業は日々の生活の中で結構な負担になります。
機能、使い勝手のバランスが良いXiaomi、HUAWEI、GARMIN
バッテリーが14日持つスマートウォッチです。
このぐらいバッテリーが持つと機能と充電の手間のバランスが取れてきます。
長く使いたいのであればこのレンジの製品を検討します。
機能に制限はあるが腕時計として使いやすいXiaomi
バッテリーが20日以上持つのであれば、毎日使う腕時計としては断然使いやすくなります。
その分機能がシンプルになっている製品が多いので必要な機能が使えるのか確認が必要です。
スマートウオッチに必要な機能はこれ
私がスマートウオッチを使ってきて必要だと思うのは以下の機能です。
・電話の着信通知
・新着メールの通知
・LINEなどメッセンジャーからの新着通知)
天気や気温、歩数計や心拍数計測、睡眠トラッカーはあってもいいですが、しょせん面白機能でしかありません。
生体情報は最初は面白いので日々のデータを見ますが、そのうち飽きます。もう一度言いますが必ず飽きます。毎日使うスマートウオッチを選ぶ際にこの機能を重視してはいけません。
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