格安中華アンプAK-370でAmazon Musicのストリーミング環境を作りましたが、より良い音で聞きたくなって評判がいいNFJのFX-502J-Sに交換しました。
FX-502J-SとFX-502Jは全く別物
検索で同じ商品の様にヒットするので、型番には気を付けてください。
FX-502JはデジタルアンプのICにTI製のTPA3116を使用したモデルで発売時期が古く、FX-502J-Sは最新のTPA3250を使用しています。
解像度が高い音が聞きたい
AK-370はよく言えば柔らかい音で、音の解像度という意味では緩い音がします。
ACアダプタ付きで3000円のアンプとしては破格の音しますが、我慢できなくなりました。
購入の際に比較検討をしたのは同じNFJのFX-AUDIO- D302J+です。
フルデジタルアンプでハイレゾ対応のデジタル入力が3系統とヘッドフォン端子も付いていて、デジタルボリューム搭載と機能豊富なところが良かったのですが、仕様をよく調べるとスピーカーで使用するRCA出力の場合はオペアンプを通らない様になっています。
悩みましたが今後オペアンプの交換もしてみたかったので候補から外しました。
FX-502J-Sの感想
アンプの機能しかないので非常にシンプルな説明書が付いてきます。
利用できるACアダプターはDC12-24V、定格容量2A以上なので、AK-370付属のACアダプターを流用します。
フロントプレートにはPOWERボタンとボリュームのシンプルな構成です。
ボタンの押した感じやボリュームの手ごたえに高級感はありませんが、ブラックのプレートとシルバーのビスの組み合わせは見た目の安っぽさは無く好印象です。
本体は正面から見ると小さいのですが、奥行きが結構あってAK-370の2倍ぐらいあります。
アンプを繋ぎ直したので、早速お気に入りの曲を聞いてみました。
聞いてすぐわかるのが音質の違い、今までの緩い音から歯切れのよいはっきりとした音になりました。
特に中音域の厚みと高音域の抜けがよくなり、高音域は結構鋭い音になりますので、私は好きですが、好みが分かれるかも知れないです。
低音は高音域に比べると、そこまでの切れは無いですが不満の無い音が出ます。
まとめ
メーカーの説明にある歪みのないハイスピード音と正にその通りの音がしますので、ソリッドな寒色系の音が好きな人にはお勧めです。
3000円のアンプに比べれば価格は高いのですが、値段通りの満足感が得られるので少しでも音にこだわりがある人は最初から、この辺の製品を買う方が良いです。
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