Echo Autoは家で使うと高機能Alexaになる

住宅設備

以前から考えていた手持ちのスマホをEcho代わりにして自宅で利用してみました。

スマホをEcho代わりにする理由

元々第3世代のEcho Dotを持っていて、Echo DotでAmazon Musicなどの音楽を聴いていましたが、音が悪いので良い音で聞く方法がないかを考えていました。

最初はEcho Dotを外部アンプにbluetoothで繋いでいましたがあまりに音が悪く、その後LINE接続に変更して多少は良くなりましたが、音楽用には程遠いのでより高音質にする方法を考えていました。

そこで、思いついたのがスマホアプリのAlexaを室内で利用する方法です。最近のスマホは高音質やハイレゾ対応を謳った製品があるので、スマホならば簡単に高音質にできそうです。

スマホのAlexaアプリが自宅でEcho代わりに使える理由

しかし、スマホでAlexaアプリを使うには問題があってAlexaアプリはスマホの画面がオフになったり、バックグラウンドになると音声を認識しなくなります。こればかりはAndroidやアプリの仕様なので諦めていました。

最近になってEcho Autoが発売されたので、調べたところEcho AutoはスマホのAlexaアプリを車の中で快適に利用するためのマイクだということが分かりました。
実際に使ってみたところ、Alexaアプリがバックグラウンドやスクリーンオフの状態でもEcho Autoが音声を認識します。

つまり車の中と同じように、家の中でスマホのAlexaアプリとEcho Autoがあれば据え置きのEcho Dot等の機能を再現できるということです。

Echod DotをAlexaアプリに置き換えた場合のそれぞれの役割は以下の図のようになります。
まずはEcho Dotの場合です。当然ながらすべてEcho Dotを利用します。黒い三角は家電操作用のLink JapanのeRemoteです。
Echo DotでAlexaを利用する場合の役割

続いてスマホを使う場合です。このようにマイク部分をEcho Autoが担いその他をスマホで処理します。
スマホアプリのAlexaを利用する場合の役割

スマホアプリでEcho Dotを置き換え

準備するのは家に余っていたスマホ、Xperia X Performanceでハイレゾ対応のスマホとして売られていたため音が良いです。
このXperiaをアンプと繋ぐことでAmazon Musicの音を高音質にしようと言うわけです。後はEcho Autoとアンプとスピーカーです。

まずは、Echo Dotを利用する場合です。Echo Dotとアンプがつながっています。
Echo DotとアンプのLINE接続

この様にEcho Dotをスマホに置き換えLINE接続でアンプに繋ぎます。アンプの横にPetit Susieが写っていますが、Echo Dotの利用時のPetit Susie付き写真が無かったためなので無視してください。
スマホのアプリをAlexa代わりに利用

あとは部屋の中心あたりにEcho Auto、つまりマイクを設置します。スマホとはbluetoothで接続されるので好きな場所に置くことが出来ます。これはかなりのメリットです。
bluetoothつながるので設置場所の自由度が高い
これで家の中でスマホをアプリのAlexaを利用することが出来るようになりました。当然、今までと変わらず部屋の電気を消すこともできます。

Amazon musicの音は良くなったのか?

さて目的だった高音質化ですが結論から言うと、とても良くなりました。はっきり言って今までとは全然違う、クリアな音です。

手持ちのスマホを使ったのでEcho Auto以外の出費もありません。
聞き比べると今までの音がいかにぼやけていたのかが分かります。すっきりとした音になってもう前のEcho Dotの音に戻るのは無理です。

一つ残念だったことは、Alexaの音声出力にはXperiaの圧縮音源の高音質化機能であるDSEE HXが使えないことです。これが使えれば完ぺきだったのですが、仕様なのでどうにもなりません。

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