リモート会議用に新しく有線のマイク付きイヤホンの水月雨(MOONDROP) Quarksを購入しました。
今はSoundPeatsのTrueAir2を仕事で使っていますが、マイクを使うとバッテリーが2時間しか持たないため電池を気にしなくていい有線で、自分の好きなメーカーのMOONDROPのイヤホンに切り替えました。
オークションに未使用品が大量に出品
購入してから知ったのですがQuarksは「奇跡の2000円台!耳がとろけるサウンド」という話で話題になったようです。
本当か?と思ったらやはり、実際はそこまでの音じゃなかったようです。
大量にオークションサイトに未使用品が売られていて、私は市場価格よりもだいぶお安く購入することが出来ました。
水月雨(MOONDROP) Quarksのレビュー
MOONDROPのイヤホンには女の子のイラストカードが入っているのですが、子供が珍しく欲しがったのであげてしまい写真はありません。耳付きのフードを被った絵だったと思います。
Quarksのスペックの一覧です。
構成はMOONDROPお得意のダイナミックドライバー1発のイヤホンです。
スペック | 水月雨(MOONDROP) Quarks |
---|---|
周波数帯域 | 4Hz-43kHz |
有効周波数帯域 | 20Hz-20kHz |
感度 | 116dB/Nrms (@1khz) |
プラグ形状 | 3.5mm4極(マイク付き) |
インピーダンス | 16Ω+ 15% @1khz |
全高調波歪み | <1%@1kHz |
ドライバー | 6mm マイクロダイナミックドライバー |
まずはイヤホンの全体的な質感ですが、正直安っぽいです。まぁ2000円ぐらいだとこうなるよね。というつくりです。
ハウジングは透明なプラスティック製で、中のドライバーが見えるのは結構好きです。ケーブルがグレーでテカテカしたいかにもPVC被膜の安いケーブルといった感じです。
音が出る部分にAriaと同じような金属製のフィルターが付いていますが替えは付いていません。
イヤホンの左右は赤が右、黒が左でよく見ると赤の方にR、黒の方にLの文字が書かれています。
耳に付けた装着感は悪いです。
ハウジングの形状を見てもらえばわかりますが、筒状なので耳に刺さるだけです。耳への固定が刺さっているだけなので、ケーブルの重みでずれますし、ハウジングが小さく持ちにくいので付け外しがやりにくいです。
マイクは音量の調整用リモコンの裏側に付いています。会議で使ったところ今までも圧倒的に音が良くなったと言われたので会議で使うには十分な性能のようです。
ここからは音の評価ですが、結論から言うと2000円のMOONDROPの音がします。
良い音悪い音は好みの部分が大きいので難しいですが、Ariaと同じ傾向の音が鳴ります。しかし、お値段以上かと言えばやはりお値段相当です。
いつも通りAmazonMusic HDとEarstudio ES100をLDAC接続で音楽を聞いてみました。
高音域は値段から見ればクリアですが、MOODROPの音の癖が強く出ていて特定の周波数が刺さり気味です。
中音域、少しこもり気味なところはありますが、ボーカルが前に出る好きな鳴り方をします。
低音域は出ません。6mmのドライバーなのでそもそも厳しいです。ポンボンという軽い感じの音で鳴ります。
音場の広さや上下の幅、キレや解像度がAriaには全くかないません。
音楽を聴くのにあまりこだわりが無い人であればそこそこ満足かもしれないです。
この価格帯のイヤホンは性能的に中途半端なので、もう少しお金を出して1万円前後のイヤホンを買うともっと幸せになれると思います。
ちなみに本来の目的の会議で使ってみましたが、TrueAir2よりも相手の声がクリアに聞こえて全然違います。
しかし、マイクがケーブルの途中にあるため注意しないと服に擦って雑音が入りやすいです。Quarksに限らずこのタイプのマイクの共通の欠点ですね。
まとめ
それなりの音がしますが、私的には脳がとろけるとか転売用に買うまでの物ではありませんでした。
好みの問題なのでそれぞれ意見があると思いますが、イヤホンは欲しい人、好きな人に買ってほしいなと思います。
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