私のパソコンではTP-LINKのUSB Wi-Fiアダプタを快適に使っていましたが、子供のゲーム用PCに付けていた方は、ゲーム中にWi-Fiの接続が不安定になる。と言われたので原因と解決方法を備忘録として残します。
調査に先んじてネットで製品固有の問題がないか調べましたが特には見つかりませんでした。
そしてネットで見つけた情報は、役に立たない謎の誘導でネットの回線を乗り換えをお勧めされたり、ドライバを変えましょうとか、役に立たない情報しか無い状態です。
何故かWi-Fiが不安定な症状
まずは状況を確認します。
普通にブラウザでWebサイトを見ている分には問題ありません。
しかしネットゲームのApex Legendsやfortniteで対戦プレイをしていると、ゲーム中に突然サーバーから切断されるのでゲームになりません。
私も良くやるゲームWar Thunderでネットワークの状況を確認してみます。War Thunderは画面の左下にping値とパケットロス(PL%)が表示されるので、ゲームをしながら変化があるかを見てみした。
ゲームをしていると断続的にパケットロス(PL%)の値が大きくなり、その割合が50%にもなります。少し経つとまた0%になり、しばらく経つとまたパケットロスの数値が上がるという動きを繰り返していました。
状況は理解できましたが、この時点で原因は見当もついていませんでした。
Wi-Fiドングルが熱い
特に意味もなくWi-Fiのアダプタがちゃんと刺さってないのかな?(そんなはずはないのですが)と思い、パソコンケースの後ろマザーボードのポートに刺さっているSUB Wi-fiドングルをつかんでみたところ、熱っと思わす手を放しました。
具体的にはこの写真のマザーボードのVR Readyと書いてあるUSBにWi-Fiを刺していたのですが、もう一度触れてみると、触れないほどではないですが、確実に製品の動作可能温度の40度は超えていました。
この場所からPCケースのフロントベゼルにあるUSBスロットに付け替えたところ、突発的なパケットロスは無くなりました。
USBのポートが熱くなっていた原因は?
写真からはPCファンの排熱は直接当たっていないように見えますが手を当ててみると、排気ファンのグリル横のところで風が巻き込んでいてUSBポート側に流れていました。
ゲームでCPUとグラボの温度が上がると排熱の温度も上がり、流れ込んだ温風でWi-Fiドングルが動作不良を起こすのです。そのため、たいして負荷がかからないWEBの閲覧では問題が出ていませんでした。
まとめ
USB機器の熱暴走は、初めてのケースだったので解決できたのはたまたまでした。
もし同様にWiFiが不安定で困っている方がいたら一度、熱暴走を疑ってみてください。
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