格安中華アンプAK-370の音で満足していましたが、NFJ製の手ごろなノイズフィルターとキャパシタを見つけたので思わす買ってしまいました。
Petit Susie、DC電源ノイズクリーナー・ノイズフィルター
ノイズ除去用のコンデンサとコイルが基板上に直線的に配置されている特徴的な形です。機能としては家庭用電源をDC電源で直流化する際に含まれている微小な振動やノイズを取り除くノイズフィルターになります。
値段はお手頃ですが見た目の出来は良いです。回路は絶縁用の保護チューブで覆われています。
Petit Tank、DC電源ノイズクリーナー・バルクキャパシタ
Petit Tankは電解コンデンサが8本並んでいます。見た目は名前の様にまさにタンクです。要求電力を安定的に出力するためのバッファキャッシュの機能を担っています。
Petit SusieとPetit Tankの組み立て
せっかく見栄えのいい基盤なのでアンプの横に並べて飾ろうと思い、専用のアクリルケースキットも購入しました。
組み立てはキットのレビューに書いてあったように、四隅の支柱とネジを通すところだけ絶縁用の保護チューブを外して重ねようと思っていましたが、この保護チューブが簡単には穴が開かないぐらい丈夫です。
ドライバーでグリグリ穴を開けてみたのですが、ネジのサイズまで奇麗な穴を開けることが出来ませんでした。仕方ないので途中であきらめてニッパーで保護チューブをすべて外しました。
基盤になってしまえば組み立ては簡単です。アンプの横に並べた時に見栄えが良くなるように配線はすべて片側に寄せました。
2段でアクリルケースに収めるとケーブルが余ってしまいます。もう少し短いと取り回しが良いのですが、単体で使う人もいるので仕方ないですね。
繋ぐ順番は、DC電源 → Petit Susie → Petit Tank → アンプの順番です。間違えないように組み立てましょう。
ノイズクリーナーとバルクキャパシタの効果は?
まずは中華アンプAK-370単体で何曲かお気に入りの曲を聞いて音の感覚をつかんだ後、Petit SusieとPetit Tankを接続します。
おお、音がクリアになった。というのが感想です。
全体的に音の立ち上がり(切れ)がよくなり、よくある表現のベールが一枚取れた音になります。
例えるとカーナビのMDV-Z702を使っているユーザーにしか伝わりませんが、画面表示をOnからOFFした時に音が1段クリアになるあの感覚です。
そして、アンプの横に並べて置いてもカッコいい。見せたい。見てください、所有欲が満たされるとはこのことです。
使ってよし飾ってよしと値段以上の満足感が得られました。
唯一の問題は、安い中華アンプを購入したのに、音を良くしたくて最終的なシステムの金額が高くなってしまう。最初から高いアンプとかを買えばよかった。という後悔が起きることですかね。
いまは、FX-AUDIOのD302J+が欲しくて仕方がない。。。
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