コンフォートウエーブシャワーで意識せず簡単に節水

住宅設備
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いままではTOTOのエアインシャワーを利用していましたが、同じTOTOから発売されているコンフォートウエーブシャワー3モードが気になっていたので交換してみました。

節水するには定流量弁が必要

まず、シャワーヘッドの交換だけでは節水効果は見込めません。シャワーってよほど水圧が強い地域以外は水量最大にして使いませんか?

ここが重要なのですが、TOTOのエアインシャワーやコンフォートウエーブシャワーの節水の考え方は、少ない水量でも今までと同じようなシャワー体験ができるという考え方に基づいています。
そのため一般的に市販されている節水シャワーヘッドの様に単体での節水機能はほぼありません。

簡単に言うと少ない水量で今までと同じシャワー体験が出来るので、水を少なく出して使ってくれるはず!と言う他力本願的な節水なのです。
使う人がシャワーで出す水量を減らすという意識的な作業が必要になるため、取り付けている家庭のほとんどで残念ながら節水できていません。

個人の感覚に頼らず確実に節水を行うためにはオプションで販売している定流量弁が必要になります。
コンフォートウェーブシャワー用の定流量弁THC53
元々家のお風呂にTOTOの製品が付いていている人は、この定流量弁が付いているかを確認してください。無かったら節水している気分になっていただけです。

コンフォートウエーブシャワー3モードの取付方法

我が家はエアインシャワーを利用しているのでアダプターの必要なくシャワーヘッドの交換だけで済みます。
メーカーによっては付属のアダプタでは対応できない場合がある様です。
コンフォートウェーブシャワーの説明書

定流量弁THC53ですが付属の説明書がそもそもエアインシャワー用の説明書なので全く使えないのと、取り付けの手順が全く異なるのでこの説明書だけでは取付方法は理解できませんでした。
TOTOさん改善してください。

まず、3モードのコンフォートウエーブシャワーには元々定流量弁(12L/min)が付いています。この元々定流量弁が付いているという説明がどこにもない、そのせいで取り付けに悩みます。
シャワーヘッドにそのまま定流量弁を入れると、この写真の様に入りきりません。この状態は2個定流量弁が入っていることになりますが、気が付くまでだいぶ時間がかかりました。
定流量弁の2段重ね
ちなみにこの状態でシャワーの水量を見たところ、7.8L/minと良い感じの量になりますが、元々付いているプラスティックのフィルターが付けられなくなります。
コンフォートウエーブシャワー用の定流量弁2つで7.8L/min

ということで、元々付いている定流量弁を写真の説明書を参考に外します。ちょっとだけコツが要りますが、5分ぐらいで外せると思います。
定流量弁の外し方

外したらTHC53を代わりに取り付けます。これで12L/minから7L/minの水量制限が出来ました。
コンフォートウェーブシャワーで水を出してみた

コンフォートウエーブシャワーとエアインシャワーとの違い

コンセプトがだいぶ違うシャワーヘッドなのでどちらを選ぶかは好みになります。
それぞれの大きな違いは以下の3点です。

・シャワーの浴び心地
コンフォートウエーブシャワーの標準吐水であるコンフォートウエーブは普通のシャワーっぽい勢いがある水の出方をします。
バシャバシャ水を浴びたい人はエアインシャワーがお勧めです。エアインシャワーは大粒の水玉が売りなので、水の勢いは弱めで浴び心地がだいぶ違います。

・シャワーの吐水切り替え機能
コンフォートウエーブシャワーのみの機能です。
ウォームピラーは体を温めるのには便利ですが、まぁ無くてもいいかな。

・シャワーヘッドの重量
コンフォートウエーブシャワー3モードはモードに切り替えが出来るため結構重いです。
モード切替が無いコンフォートウエーブシャワーヘッドは重くないです。

まとめ

コンフォートウエーブシャワーに取り換えてからモードの切り替えなど楽しんでいますが、たまにエアインシャワーの浴び心地が欲しくなることもあります。

どちらも節水できるシャワーヘッドとしては良い製品なので悩んだら両方買ってみてもいいと思います。両方買ったとしても、計算上は2年あれば元が取れてしまうので損することはありません。


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