ランエボ10は2008年発売のため、最近の車の様にデイライトが付いていません。昼間の歩行者からの視認性の向上と、まだまだ乗る予定なので最近の車に見えることを目指してデイライトを取り付けました。
デイタイムランプを後付けするタイプの製品
初めはよく見かけるバータイプのデイライトを後付けしようと考えました。
ただしこのタイプは見た目が悪い製品が多く、スマートな見た目の薄型のLEDは保証が1週間ぐらいの中華LEDがほとんどです。その中で、1年保証が付いたバレンティの製品は魅力的でした。
しかしこの製品、配線の途中に大きいボックス型のドライバが付いています。このせいで取り付け時にはバンパーを外す必要があるため、一旦保留にしました。
ウインカー一体型のデイライトの比較
他の情報を探しているときにたまたまウインカー一体型のデイライトを見つけました。
デイライトの仕組みとしては、ウインカーのバルブにホワイトとアンバーのLEDが内蔵されており、デイライト時はホワイトのLEDが点き、ウインカー時にはアンバーのLEDが付く仕組みです。
こちらに決めた理由ですが、後付け感が無い純正っぽさが全てです。ウインカーの部分にデイライトが収まるので、後付けのデイタイムランプのように取って付けた感がありません。
この様な製品は見つけた中では2製品ありました。
一つ目は、しまりす堂の製品です。特長としては配線カット不要で取り付けが簡単です。
しかしネガティブな点としては、保証が1ヶ月なところ、LEDは意外と故障が多いのでこれは嫌です。あとはハイフラ防止用の抵抗器が外出しで本体の冷却には有効ですが取り付けが面倒になります。その分LEDに冷却用のファンが付いていません。
もう一つがHID屋の製品です。こちらの特徴はメーカーの1年保証、ハイフラ用の抵抗器が内蔵でスマートに取り付けが出来ます。もちろん取り付け時の配線カット不要です。一方ネガティブな点としてはLED冷却用のファンが付いていますので、ファンの耐久性が気になります。
結局、保障内容とレビュー数を決め手にHID屋のウインカーデイライト化キットを購入しました。
ちなみに私が購入した後に商品改定があって、元々の商品はウインカー3600lm + ポジション:1600lmでしたが、新商品の方は ウインカー2000lm + ポジション:1600lmとウインカーが爆光から少しマシになっています。ハイフラ対策にも有効ですね。
追記
OPPOLIGHTの製品も出ましたね。こちらの保証も1年で製品の構造はほぼ同じで車検対応です。HID屋の商品よりも、本体部分のヒートシンクの造りが複雑で放熱性がよさそうです。
HID屋 ウインカーデイライト化キットの取付
説明書は見ましたが分かる人向けに書いているため、ふわっとした書き方だったので取り付けの際にする作業をまとめました。
まずは純正のウインカーバルブをLEDのバルブに交換します。次に、エンジンルームのヒューズボックスからACC電源を取り出し、LEDバルブから出ている黄色い線と繋ぎます。これで完成です。
さっそく取り付けていきます。
必要なものはエーモンのミニ平型ヒューズ電源とヒューズからライトの部分まで引き回すための配線です。電工ペンチ等の道具が無い場合はヒューズと配線をつなぐためのエレクトロタップも用意してください。
1.ランエボ10はウインカーバルブの交換にはエンジンルーム前のカバーを外す必要がありますので外します。
2.ウインカーバルブの蓋をひねって外します。ここは特に固くないので簡単に外れると思います。
3.LEDバルブのキットを差し込み接続部分をLEDキット側のゴムカバーで覆います。
4.LEDバルブをヘッドライトの部分に差し込んで固定します。
ヘッドライト裏が狭いのでやりにくいですが、難しい作業では無いのでゆっくりとやれば大丈夫です。
次にデイライト化するためのACC電源を確保します。
ランエボ10はエンジンルームにヒューズボックスがありますので、ここからACC電源の取り出しが出来ます。ヒューズボックスには蓋がありますが、多少挟まれるのは気にせず写真の矢印部分からコードを出してます。
こちらが配線の全体です。
写真の右下部分でウインカーのLEDから出ている黄色い線とACC電源の赤い線をエレクトロタップで繋いでいるのが分かると思います。同様に反対側も繋ぎます。ちなみに、配線はインタークーラーパイプの下を通した方が良かったですね。
バルブの交換のしやすさは車によって違いますが、比較的めんどくさいランエボ10でも配線等含めて1時間ほどで出来ました。作業をして分かりましたがこの製品の配線の簡単さは素晴らしいです。配線のカットとか難しいことを考える必要が無くACC電源につなぐだけです。
HID屋 ウインカーデイライト化キットのレビュー
エンジンをかけるのと同時にウインカー部分のデイライトが光ります。
ウインカーを付けるとこうなります。向かって左側のデイライトは付いたまま、右側のウインカーが点滅します。アンシンメトリーな状態になりますが、私からは見えないので気になりません。ウインカーを切ってからデイライトに復帰するまでは2秒ほどです。
ウインカーの明るさはは3600Lmとのことですが夜に付けると運転席からも分かるぐらいかなり明るいですが、ここまでの明るさは不要な感じがします。
ヘッドライトを付けた時はデイライトは付いたままになります。夜間にデイライトが付くことでの明るさの違いは特に感じませんでした。
ウインカーバルブのステルス化は完全ではなく、少しアンバーのLEDが見えます。
気になる点としては、エンジンを切ってから10秒ぐらいたってデイライトの電源が切れます。これがランエボ10のACC電源の制御なのか、この製品の制御なのかわからないですが最初はあれっと思います。
まとめ
HID屋のウインカーデイライト化キットで後付けでデイライトを取り付けました。
出来上がりは想定通り純正風で後付け感がありません。デイライトが付いていない少し前の車に乗っている人は購入を検討してみてください。価格も安く取り付けも簡単で満足度はとても高いです。
購入して大正解でした。
先日、デイライトを取り付けてから初めての車検を受けてきました。結果は無事合格!
三菱の正規ディーラーでの車検でしたが、問題なくクリアできました。これで安心して使えます!
追記
今日初めてハイフラ現象が起きました。
左折しようとウィンカーを出したところハイフラになりました。一度ウインカーを戻しても同じようにハイフラになったので仕方なくそのまま交差点を左折します。次の交差点では問題なかったので一時的なようです。
デイライトとして使っているせいか、エンジンを止めた後は後ろのヒートシンク?の様な部分が触れないぐらい熱くなっています。HID屋さん価格や放熱性を検討したうえでこの形になっているのは理解していますが、ここまで熱くなるなら放熱性の良いフィン形状をしている方が気分的に安心ですね。
少し不安はありつつも、大満足の製品であることは変わりません!
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