ポイントが余っていたので以前から気になっていた、パイオニアの音質向上アイテムUD-S501を購入してみました。
UD-S501とは
車のドアポケットの部分に張り付ける制振材です。
いや本当にこれだけ、ドアポケット部分の不要な振動を抑えることで、歪みの無いクリアな中音域にできるという商品です。
UD-S501の取付
商品の内容ですが、メインの制振材と説明書、あとは脱脂用のウエスという構成です。
説明書の内容も非常にシンプルです。作業的には張り付けるだけなのでね。
UD-S501は結構重いです。一枚当たり105gあります。
この様に吸音のためのウレタンと、制振材が複数層になって出来ています。
取り付けしていきます。と思ったら、さっそく問題発生です。
ランエボ10のドアポケットの中は上と下に補強用のリブが付いています。そのため、UD-S501をそのまま貼ることが出来ません。
仕方ないので、リブの幅に合わせてUD-S501をカットしていきます。
ランエボ10は4.5cmに切ればOKです。
スポンジ部分が柔らかく奇麗に切ることが難しいので、切った面を下にして取り付けをします。
脱脂用のウエスで念入りに拭いて、この写真のように貼ったら完成です。
UD-S501は取り付けは簡単ですが、どうも接着面力が弱いみたいで何度か取れました。。。
仕方ないので、ドアポケットの中に洗車用のタオルを丸めて突っ込んで、ドアポケットとUD-S501を圧着した状態にしてしっかりと付くまで3日ほど放置しました。
UD-S501のレビュー
音の変化について、正直分かりませんでした。
確かに張り付ける前よりも振動は減っているはずが、手で触っていても振動が減少しているかは分かりません。
まぁ、UD-S501の効果の理屈は理解できますが、体感は出来なかったということです。
うーん、残念。
音質以外の点、そもそもドアポケットにUD-S501があると邪魔説があるのですが、はい、邪魔です。
UD-S501が売れていない最大の理由だと思いますが、物を入れる場所がただでさえ少ない車の中なのに貴重な場所を減らす必要はないと思います。
通常のデッドニングの様に、見えない部分に施工するなら関係ないですが、もろに見える場所なので見た目もよろしくありません。
取り付けに関してパイオニアの開発陣はポン付けを狙っていたと思いますが、ドアポケットにリブが入っている車って結構あると思います。
UD-S501の加工は難易度が高いので、キレイに付けようとするとハードルが高いです。
あとはお値段、1000円以内ぐらいだったら気軽に試す気にもなりますが、3000円オーバーはちょっと高すぎます。
まとめ
音質向上を狙って購入しましたが、音の変化も感じられず残念な結果となりました。
ドアポケットに物を入れる時に擦れるのが気になるし、車内で目に入る部分への施工のため、その辺が気にならない人以外はお勧めできません。
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