ランエボ10には固定式のアダプティブフロントライティングシステム、略してAFSが付いています。これは曲がるためにハンドルを一定角度以上回すと、曲がる方向に補助ライトが付いてカーブの先が見えやすくなる機能になります。
このAFSのバルブをハロゲンからLEDに変更しました。
AFSにLEDが良い理由
AFSライトは常時点いているのではなく、ハンドルを切ったときにだけ点灯します。そのため、点灯時に時間がかかるハロゲンよりも、すぐに最大光量になるLEDの方が適しています。
LTONXEN H11 LEDヘッドライトを購入
こちらを選んだ理由はキャンセラーを内蔵しており、ポン付けで交換が出来ること、あとファンレスであることです。
何故ファンレスにしたかというと、AFSは常時点灯しているわけではなくハンドルを切ったときだけ点灯するので、ほとんどの時間は消灯状態です。そのため、仮に熱を持ったとしても十分に冷却するための時間が取れるのでファンは不要と考えました。他にも2年保証というのも大きいです。
純正のH11ハロゲンの明るさは片方1100lm程度なので、LEDに変えて1600Lmと、1.5倍程度明るくなっています。また光は白が強めの6500Kになります。
取り付けはランエボ10の場合は簡単で、片側15分もあれば交換可能です。あえて言うなら作業スペースが狭いので手が大きい人だと交換しにくいかもしれません。
バルブが入っているケースの蓋を左に回して外して、中からバルブを引き出すだけです。ケースの蓋は配線が中央を貫通する形になっているため、HIDの蓋の様に落とす心配がありません。
こちらが外したハロゲンのバルブとの比較です。
LEDはコネクターの取り付け部分が放熱板を兼ねているためH11のバルブよりも大きくなっていますが、サイズ的には全く問題ありません。
LTONXEN H11 LEDのレビュー
取り付けも簡単でディスプレイに警告灯の表示もなくオーディオにノイズも乗らないので製品としては申し分ありません。
LEDにした狙い通り、点灯が早くなり大満足です。ただ、ヘッドライトが通常のHIDで5000Kのため色の差があります。本当ならAFS側も5000Kぐらいで良いのですが、6000Kよりも低いLEDは売っていないため仕方ないですね。
ヘッドライトとAFSを同時点灯した状態です。赤い矢印部分より右側がAFSの明かりで少し白っぽいのが分かると思います。写真よりも肉眼で見た方がより分かりやすく白く見えます。
一方でこれは私の調査不足だったのですが、もっと明るいバルブにすればよかったと思っています。
先に記載した通りAFSのLEDは1600Lmです。そしてヘッドライトのHIDはRGのスーパールーメンプラスに交換しているため片側4000Lmあります。もちろん照射方向が違うので単純な比較はできませんが、AFSで照らす先はそこまで明るくないので、安全のために2000Lmとか3000Lmぐらいでも良かったかなと思っています。
このLEDだと6000Kファンレスなのになんと、方側6000Lmです。さすがにここまで明るいと1年保証ですが、ファンレスで大丈夫か心配になります。
まとめ
今回は良い買い物が出来ました。とても満足しています。
AFSはLEDにするメリットしかありません。LEDの特徴である点灯速度の速さは用途にマッチしています。
LEDはほとんどの製品の色温度が6000Kオーバーなので、ヘッドライトと色味を合わせる場合は悪天候時の見づらさを受け入れてヘッドライト側を6000K以上にするしかありません。
私は安全性重視で色の差は特段気になりませんが、本当に気にならないかはよく考えた方が良いです。
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