アイリスオーヤマのシャワーヘッドは実際どうなのか

住宅設備

我が家は歴代TOTOのシャワーヘッドを愛用してきましたが、コンフォートウエーブシャワー3モードの吐水切り替えスイッチが3度目の故障となり、ついに別のシャワーヘッドに交換することにしました。

アイリスオーヤマのMiCOLAを購入

TOTOは吐水切り替えスイッチが壊れやすいのですが、新型のミストシャワー SYAWLAもコンフォートウエーブシャワー3モードと同じ切り替えスイッチだったので見送りです。TOTOのサポートはすごく良いんだけど壊れるのは面倒。
LIXILは使ったことが無いですが、エコアクアシャワーSPAの吐水の切り替えがTOTOと同じボタン式なので壊れやすいかと思い、こちらも選外。

水回りは実績が少ないですが、他社よりも値段が安くて今話題のウルトラファインバブルとかいうマイナスイオンの様な機能が気になったのでアイリスオーヤマのMiCOLAを購入してみました。


見た目は貝殻?っぽい感じで少しキラキラした感じのプラスティック素材で出来ています。1万円ぐらいのシャワーとしては妥当な質感です。

シャワーの角度はTOTOに比べると下に向いています。

手前の銀色のラインの部分に吐水の切り替え機能が付いています。

MiCOLAのウルトラファインバブルはすごく少ない

このシャワーの売りであるはずのウルトラファインバブルですがMiCOLAはわずか600万個って、他社の数分の一しかない。。
くっそ、良く調べればよかった。ウルトラファインバブル目当てならLIXIL一択ですね。
・MiCOLAは平均約600万個、最大約1,100万個
・TOTOのミストシャワー SYAWLAは1,880万個
・LIXILのエコアクアシャワーSPAは平均約2860万個、最大約5890万個


MiCOLAに節水機能はない

無いと書きましたが、測定方法がセコイし現実的ではない。
測定条件が、※ミストクレンズ:45%、ストレート:20%、バブルクレンズ:35%として計算。となっており、メインで使うストレートが計算上20%しか使われません。実際はほぼストレートで利用するので実態とかけ離れます。
ちなみに、ストレートの吐水能力もリミッターが入ってないので性能限界まで水が出ます。
そもそもこの節水測定って手元での止水機能が付いていると有利な数字になるのであまりあてにならない。

各モード時の吐水量を給湯器で確認してみました。
まずはストレートです。なんと驚きの11.3L/分!!この吐水量は節水機能が付いていない普通のシャワーです。
ストレートは11.3L/分
続いてバブルクレンズです。6.9L/分、うん、前に使っていたTOTOのシャワーぐらいの吐水量だ。
バブルクレンズは6.9L/分
最後にミストクレンズです。5.7L/分、見た目よりも水は意外と出てるのね。
ミストクレンズは5.7L/分
はい、節水に期待するのが難しいことが分かるかと思います。

まとめ

アイリスオーヤマのMiCOLAは機能に期待して買うには正直微妙な商品です。
あ、でもMiCOLAはシャワーのモードに関わらずウルトラファインバブルのシャワーになるのが利点ですかね。LIXILもTOTOも説明を見る限り特定のモード以外ではウルトラファインバブルにはならないようです。
LIXILのエコアクアシャワーSPAが欲しくなってきた。

おすすめ記事

コメント