Blessing2:Duskのイヤーチップに不満があった訳ではないのですが、気になっていた清泉を購入しました。
購入時の注意点
そもそもイヤーチップのサイズがメーカーによって違いますが、清泉のMサイズは他のメーカーのMサイズよりも小さくなっています。
普段Mサイズを使っている人はLサイズを購入するとちょうど良くなります。
主要な製品とサイズを比較してみましたが、バラバラですね。
製品名 | S | MS | M | ML | L |
---|---|---|---|---|---|
清泉 | 10 | - | 11 | - | 12 |
SednaEarfit Crystal | 11.2 | 11.9 | 12.6 | 13.3 | 14 |
スパイラルドット++ | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
ディープマウントイヤーピース | 11.5 | - | 12 | - | 13.2 |
清泉のレビュー
購入してから気が付いたのですが、サイズによってノズル部分の色が違います。
Sサイズは白色、Mサイズは灰色、Lサイズは黒色になります。購入したのはLサイズなので黒色ですが、Blessing2:Duskと合わせるので白が良かったのですが残念です。
清泉は高音域の共振を抑えて自然な響きにしてくれるのが特徴です。パッケージの裏に通常のイヤーチップとの違いがグラフで記載されています。
MOONDROP標準のイヤーチップとの比較です。
標準のイヤーチップは触り心地がサラサラしていますが、清泉はシリコン特有の軽いペタつく感じです。傘の部分はとても柔らかくあまりコシがありません。
音が出る部分の口径が全然違います。
さっそくBlessing2:Duskに取り付けようとしたら、イヤフォンのフィルターが外れました。。イヤーチップを交換する毎にフィルターがダメになってしまうのは厳しいですね。
交換はかなり大変です。
ノズルに対してイヤーチップの口が小さいのでグリグリとはめるのですが、張り付いているだけのフィルターがはがれない様にはめるのに時間がかかり、左右の交換に30分ぐらいかかりました。
はめた後はイヤホン側にひっかかりが無いのではまり具合を微調整して、イヤホンのノズルのふちと黒いゴム部分が水平に1mmぐらい空くように取り付けました。
やはりイヤーチップの黒色が悪目立ちしてますね。白色が良かった。。
気を取り直していつも通りAmazon Music HDでお気に入りの曲を聞いてみます。
まず清泉の特徴である高音の抑制効果ですが、正直よくわかりませんでした。自分の耳では変化があった様には感じません。
逆に低音域は明確に違いが出て、低音の量感が抑えられています。
Blessing2:Duskの特徴である低音が抑えられていていいのか?という疑問がわきましたが、結局は私がどっちの音が好きかという好みの問題でしかありません。
標準イヤーピースとの音の記憶と比べると、低音が抑制されている分、中高音がすっきり聞こえるような感じがするので清泉を選びました。
付け心地に関しては清泉の圧勝です。
標準のイヤーピースや私の好きなスパイラルドットなどと比べると素材が柔らかく、付けた際に耳の中の締め付け感というか、窮屈さが無いで長時間付けていられます。
まとめ
正直微妙な結果でした。
自分としては清泉の音はありなのですが、そもそもBlessing2:Duskの音は標準のイヤーチップでCrinacleさんがチューニングしているのが特徴の製品です。
それに対して音の傾向を変えてしまったら、、、何なのかと。
何だかもやもやしますが、清泉は付け心地が圧倒的に良いし、音も悪くなっていないのでこのまま使おうと思います。
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