COREIR コレイル AL ALLOYの購入レビュー

音楽関係

以前からネット界隈で高音質と評判だったイヤーピース、コレイルのAL ALLOYを購入しました。

コレイル AL ALLOYのレビュー

まずは見ためからです。
そもそもの値段が4000円ほどなので、見た感じの造りも高級感があります。

全体はシリコンで出来ているので表面の抵抗が大きくてペタっとします。耳に入ってしまえばイヤーピースだけで固定できそうです。

イヤーピースの色のラインでサイズが分かります。
Lサイズは赤、Mサイズは黄色、MSサイズは青、Sサイズは黒です。まぁ、ぱっと見でペアが分かるぐらいの利点ですね。
サイズが少し小さめなので、普段使いよりも1サイズ大きいのを選ぶと良いです。

黒い部分がアルミ合金が入っている部分です。ここは変形しないので耳の奥まで音の導線を広く確保できるのが特徴です。
前作のBRASSは中の金属が緑色に変色するという報告がありましたが、AL ALLOYはアルミ合金のためその心配はありません。

コレイル AL ALLOYの音質レビュー

普段使いしているEA500MLの純正のイヤーピースから交換してみます。

純正と比較すると開口部が大きいのが分かると思います。

金属部分が長いので純正のイヤーピースよりも2-3mm飛び出ている感じです。

イヤーピースを交換したので、とりあえず着けてみます。
うーん、素材がシリコンのため摩擦係数が高くペタっと耳にはり付くので耳の奥までしっかりとイヤーピースを入れるのが難しいです。
イヤホンを回し気味に押し込んでいたらEA500MLのノズルが緩んでしまいました。少し手間取りながらも装着完了です。

さっそく音を聞いてみます。
すぐに気が付くのが、低音の量感が上がっています。これはシリコンによる密閉性の向上ですね。あとは、中高音域のの解像度が上がって明瞭になります。
誰でも確実に音が変わったのが実感できるレベルで変わります。結構いいなこれ!

コレイル AL ALLOYの気になるところ

ただデメリットも多くて、私は結局使用をやめました。

1.イヤーピースにゴミがつく
シリコン部分がすごく汚れます。
ほこりから色々とゴミを吸着するので本当にすぐに汚くなります。その汚れも指でサッと撫でる感じだと取れないので、外して水で洗いました。
簡単に言うと、手入れがクソ面倒くさいです。

2.耳が痛くなる
イヤーピースの中に金属の円柱が入っているため耳の奥まで音がストレートに届くのが特徴ですが、それゆえ耳の形状によっては金属の円柱部分が耳の中をずっと押している状態になります。
私は10分ほどで耳の奥に少し痛みを感じてくるため、頑張っても1時間ほどしか使えません。

3.耳に入らない
これも素材がペタっとしたシリコンであるため、耳の中になかなか入っていきません。
さらっとした素材であればベストポジションまでスッと入りますが、コレイルは途中で引っかかってベストよりも少し戻された位置にはまります。ここからは押し込んでも耳の中の皮が引っ張られるだけで指を放すと元の位置に戻ってしまいます。この表現伝わりますかね?

ネットだとイヤーピースが外れて耳の中に残りやすいという話もありましたが、私は外れたことは無いです。ただ、イヤーピースが裏返ることが何回かあったので外れる場合もあるのは分かります。

まとめ

メリットもデメリットも多く、人によって評価がすごく分かれそうなイヤーピースです。
私は耳が痛くなるので常用していませんが、音に関しては確実に良くなるので残念でした。

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