KBEAR 10 シリコンイヤーチップの購入レビュー

KBEAR 10 シリコンイヤーチップの購入レビュー 音楽関係

低価格ながらいいイヤホンを出しているKBEARのKBEAR 10シリコンイヤーチップがAliexpressのコイン割引を使って1円で購入できました。

KBEAR 10の音質レビュー

左からNICEHCK 07tips、KBEAR10、TRI角笛です。
左からNICEHCK 07tips、KBEAR10、TRI角笛

KBEAR 10のサイズですが、MからLになると急に大きくなります。この中間のMLぐらいが欲しい。自分の耳だとMは小さくて音が変だったのでLを付けました。

NICEHCKのHimalayaに装着しました。
07tipsと比較すると軸の短さが分かると思います。イヤホンの形状によりますが、ここまで短くなると合わないイヤホンがありそうです。

手触りはさらっとしたタイプのシリコン製です。メーカーの宣伝としては赤ん坊のおしゃぶりに使えるグレードということです。
装着は容易で耳の奥まで入れやすいですが。傘の部分のシリコンがかなり柔らかいのと軸の長さが無いのでホールド感はあまりないです。

メーカー曰く、低周波応答を改善し音像を狭め声の明瞭度を高めます。
とのことですが、低音が強くなる感じはありませんし、明らかに低音は弱くなります。
開口部が広いので中高音域の抜けが良く、その結果全体的に高音寄りの音に変わります。中高音域は少し広くなるので、「音像を狭め」という感じは受けません。
開口部は広い

音の話ではないのですがイヤーピースのビルドクオリティについてです。
灰色のシリコンと赤いシリコンで出来ていますが、他社のイヤーピースの様に奇麗に境界線になっておらず、見ての通り赤い部分が均一ではありません。
ビルドクオリティが低い
これは製造時に2回射出する精度が悪いためだと思いますが、音への影響もあるだろうし見た目のが悪くて、いかにも安物という感じです。
日本のAmazonで購入すると800円ぐらいですが、よほど軸の短いイヤーピースが欲しい場合以外は他を検討するのが良いと思います。

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