NITTO NT555 G2、日本製スポーツタイヤのレビュー

NITTO NT555 G2、日本製のスポーツタイヤレビュー ランエボ10

ランエボ10に履いているKENDA KR20Aはグリップも良くトレッドパターンも格好良いためお気に入りのタイヤです。
とはいえ購入から7年目ということもあり、ゴムの硬化が進んできてタイヤの表面はカチカチ、ヒビも散見されるようにったので交換することにしました。

タイヤの性能要件

購入前、まず今回のタイヤに何を求めるか考えました。
・最近はサーキットに行ってないですが、再開を考えてサーキットも走れるタイヤであること。
・サイドウォール柔らかいとハンドル操作がワンテンポ遅れるため、固めであること。
・値段が一本2万円以下であること。
最後の条件は単純にお金の問題ですが、まとめると安くてサーキットも走れるスポーツタイヤが欲しいってことです。

なお交換した時の距離は44459Kmでした。

比較したスポーツタイヤ

KENDA KR20A

ケンダ(KENDA) サマータイヤ KAISER KR20A 245/40ZR18 97W XL
ケンダ(Kenda)

今も履いていて高評価なのでリピートしようと思ったのですが、ほぼ国内での扱いがありません。。すごくいいタイヤなので残念ですが、別を探します。
なぜかKR20はドリフトで人気が高いので、そこらじゅうで売ってるんですがKR20Aの方は売ってない。。

FEDERAL EVOLUZION ST-1


台湾のFEDERAL製で2022年にラインナップされたの最新タイヤです。
サイドウォールやトレッドも好みの形状で最初はこれにしようと思っていたのですが、サイズが無い。。255/40R18ぐらいにすれば履けるんでしょうが、ジャストサイズのKR20Aで少し干渉したのでちょっと嫌だな。と思い脱落。

このタイヤのレビューが真っ二つに割れてるのはなんでなんだろう。
かたや剛性感があるスポーツタイヤでグリップも良い。という人もいれば、柔らかめでコンフォートタイヤでグリップしない。という人までレビューの振れ幅が大きすぎ。
見た目が好みなのと設計が新しいのでサイズがあれば欲しかったけど、推奨車両の中にミニバンが入っているのが気になる。そっち狙いのタイヤかな。

NITTO NT555G2


最終的に購入したのはトーヨータイヤの子会社NITTOのNT555G2です。
日本メーカーなのにHPをまともに維持できていないのはすごく気になります。会社やばいのか?
位置づけ的にはスポーツタイヤのトップグレードですが、ネットでタイヤのレビューを見るとサイズの割に安いからなのかベルファイヤとか箱系の車のレビューが多いし、タイヤを斜めにして走っている人のレビューしか出てこない。
サーキットとか走り方面のレビューが少ないのが不安になってきた。

NITTO NT555 G2のレビュー

取り付けはタイヤ取付専門店で行いました。12000円ほど。
以前悩みまくった空気圧ですが、今回はAUTOWAYのレビューコーナーでスタッフの方がタイヤの空気圧は2.8~2.9kpaがおすすめと書いていたので、空気圧は2.8Kpaにしています。

先ずは見た目です。
組付けの際にタイヤワックスを塗ってもらわなかったのでゴムが白っぽいですね。バルブをゴム製から奮発して1個525円の金属製にしたけど、あんまり見えないし意味なかったな。
NITTO NT555G2 245/40R18
横から見るとこんな感じ、うん。イイネ!

見た目がむっちりしていて悪くないです。トレッドパターンもカッコいい。
NITTO NT555G2 245/40R18トレッドパターン

ここからは、一部KR20Aと純正ADVAN A13Cの記憶との比較です。

乗り心地:KR20A > NT555G2 >= A13C
まずは乗り心地、新品同士だとあまり変わらないです。グリップというかゴムの食いつきはKR20Aの方がよさそう。KR20Aは交換した当時走ると砂を巻き上げてシャラシャラいっていたので、それに比べると普通です。
路面の継ぎ目でもKR20Aの柔らかさが1つ抜けてます。NT555G2は意外と固い。

ハンドリング:A13C > NT555G2 > KR20A
ハンドルに対するクイックさはKR20Aよりも断然NT555G2ですが、A13Cよりかはマイルドです。

ここからは、まだそこまで走り込んでいないのでA13CとKR20Aの比較のみ

グリップ:A13C > KR20A (NT555G2はそのうち)
NT555G2はスピードを上げて高速のインターチェンジをぐるっと回っても余裕です。KR20Aと変わらない。
サーキットに行っていないのでNT555G2とは厳密には比較できないですが、A13CよりもKR20Aの方がタイヤが鳴かないので+20Kmぐらいの余裕がありました。

ライフ:KR20A > A13C (NT555G2はタイヤが終わったら)
A13C 12989km
KR20A 31470Km
KR20Aはサーキットにも行ったのにスリップサインまであと1mmぐらいあったのでかなりもちますね。

まとめ

タイヤを使い切るまでは評価は難しいですが今のところは好印象です。
そして何といっても安い。4本で58554円でした。この値段でアジアンタイヤではなく日本メーカーでかつMade in Japanのタイヤが購入できるのは大バーゲンセールです。
感想が変わったらまた追記しようと思います。

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