See Audio Rinkoレビュー 低音強めの平面駆動ハイブリッドイヤホン

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最近話題のSee AudioとZ Reviewsのコラボモデル、Rinkoを購入しました。
平面駆動ドライバ搭載のイヤホンは初めてなのでどんな音が鳴るか楽しみです。

Rinkoのパッケージ

パッケージですが、白と黒のRinkoがいいかんじになっているイラストが描かれています。箱自体もしっかりと作られておりコストがかかっていることが分かります。
See Audio『RINKO』
最近の中華イヤホンは家族への説明が難しくなるようなパッケージが多いです。
Rinkoの付属品
パッケージの中身です。
・イヤホン本体
・銀メッキ6N無酸素銅線の2pin 3.5mmプラグ
・キャリーケース
・説明書
・プラスティックプレート
・イラストスタンド
イヤホン以外の付属品が大量にあります。イラストスタンドが付属しているのは面白いですね。
付属品の中でも特にキャリーケースは宝石か時計でも入っていそうな本格的な箱になっています。私はケースはあまり使わないので、その分のコストを音につぎ込んでほしいところです。

イヤホン本体の素材はプラスチック製で非常に軽いです。MOONDROPの竹やBlessing2 duskは重いので軽すぎるぐらいです。
ドライバはダイナミックドライバ1台、平面駆動ドライバ1台の構成で、1DD+1Planarのハイブリッド型です。
See Audio Rinko
イヤーチップはRenderというシリコンと傘の部分にメモリーフォームを充填したものが付属しています。
写真で見ると理解できると思いますが、これだとメモリーフォームが耳垢で汚れたりしないので清潔に使えます。

Rinkoのレビュー

まずは箱から出してすぐの音を確認しますが、酷い音です。音がバラバラで妙に刺さる高音が出ています。
ということでホワイトノイズを使ってエージングを行います。5時間ほど行った後に使ってみましたが全然ダメだったので、24時間のエージングを行ってからの視聴です。
※このイヤホンはエージング重要です!!音の傾向がすごく変わります。投げ捨てる前にエージングしてください!
Rinkoに付属のケーブルを接続

試聴環境はAndoroidのスマホでAmazon Music HDを音源として使用し、LDACでEarStudio ES100からRinkoにつないでいます。

普段はイヤーチップにふにゃふにゃのSpring Tipsを使っているため、装着は少し手間です。耳全体に密着して固定されますが、イヤホン本体の耳のはまり場所が少しわかりにくいです。

・高音域
値段を考えると仕方ないですが、高音域に独特のカスレの様なものがあるのが気になります。
平面駆動ドライバだからでしょうか?中高音の伸びや、つながりがとてもスムーズです。自然だなー

・中音域
低音域にわずかに引っ張られている感じがあります。ボーカルは主張し過ぎることは無く少し前面に出ていてフラットな感じに聞こえます。

・低音域
イヤーチップからして低音を盛って来る気満々でしたが、予想通り低音は強く大きめに出ます。
低音好きの人向けのチューニングです。

・音の特徴
Moondropのイヤホンだと女性ボーカルがきらびやかな感じで、2歩ぐらい前に出て聞こえますが、Rinkoは1歩前ぐらいの控えめな位置で音を盛っている感じがなく自然な音作りになっています。ボーカルが強調されているイヤホンを使っていない限り自然に聞こえると思います。私の様にMoondropの音が好きな人には少し物足りない感じかもしれません。

音場は普通で狭くないですが広くもないです。
音にエッジが無くスムーズで聞きやすい音が出ています。解像感は十分です。音の線が細い感じで明瞭感があります。

音域の部分でも触れましたが低音が強めなので、気になる場合はイヤーチップを変えれば多少軽減されそうです。

SeeAudio x Z Reviews Rinko 1 ダイナミック ドライバー +1平面駆動 イヤホン インイヤー モニター、ハイブリッド ドライバー HiFi IEM カスタマイズされたシリコン/フォーム イヤー チップを装備したインイヤー イヤホン (Rinko)
HiFiGo

イヤーピースをSpring Tipsに変えてみた

イヤーピースを自宅に余っていたMoondropのSpring Tipsに交換したところ耳への圧迫感が無くなり、付け心地が良くなりました。
「高音域に独特のカスレの様なものがあるのが気になります。」この点も軽減されて、音のまとまりがすごく良くなりました。これはお勧め!
RinkoにSpring ちpすぉ装着、圧倒的にこちらの方が音が好み

まとめ

“新しいRinkoのチューニングは、力強くタイトなローエンドを強調する一方で、ミッドレンジのレスポンスを変更することでボーカルに寛大なブーストを与えています。このIEMは、その価格帯よりもはるかにハイエンドなサウンドを目指しており、Rinkoは間違いなく他のIEMと競合し、追い越すと思います。”

Z ReviewsはRinkoのチューニングをこのように説明していますが、正直に言うと内容に全面的に賛成はできないし、オリジナルのイヤーピースは自分には合わなくて、いまいちでした。

その後イヤーピースをSpring Tipsに変えて音はかなり良くなりました。これだと確実に値段以上の音がするし、とても気に入っています。絶対こっちの方がお勧めです。
イヤーピースをいくつか持っている人は、色々と試してみるのが良いと思います。

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